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3日後私は普通に退院出来た。
「荷物もったからお前は場地とゆっくり歩いてこいよ。」
「歩きにくくねぇか？」
『うん。大丈夫だよ。』
とは言っても完治した訳ではなく､縫った糸はまだ抜かれていない。つまり抜糸がまだだ。なのでそれまではきちんとガーゼなどの類を張り替えなきゃならない。
「俺のせいでできた傷だ。俺に張り替えさせてくれ。」
『じゃあお願いするね。そういえばエマは？』
「あぁー…エマはマイキーに行くなって言われて家にいるらしい。抜け出そうとしても抜け出せなくて…って言ってたな。」
『まぁ。無理もないわな…
私…どこで道を間違えたんだろう。』
私がそう言うと場地は困ったように頭をかく。
「俺は馬鹿だから言ったことだけを信じてたけど､これだけは言える。お前は間違ってねぇよ。お前は正しい。
ドラケンを俺を一虎を助けてくれたんだ。お前のその判断は少なくとも間違ってねぇよ。」
私は場地のその言葉に少し感動して泣けてしまった。
『いつからこんな涙もろくなったっけっ…』
そしてもう一度気まずそうに場地が頭をかく。
『どうしたの？』
「ドラケンのことは中学の時の呼び名で呼んでるじゃねぇか？
その…
俺のことも呼び方戻してくれねぇかなぁって…」
私は気まずそう目を逸らしながらそう言う場地を見て笑ってしまった。
『ははははっ笑』
「なっ！笑うな！！こっちは真剣なんだ！」
『ごめんごめん！けーすけ私のこと信じてくれてありがとう｡』
「なっ！……お､おう…」
耳を少し赤くしたけーすけは私の手を優しく握りリードしながら出口へ連れてってくれた。
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『で？どっちの後ろ乗ればいいの？』
「「俺。」」
2人が同時に返事をするため私は笑みをこぼす。
「てめぇドラケン。おめぇはいつもとケツにA乗っけてんだろ？少しくらい俺に譲れよ。」
「はぁ？てめぇの運転は荒れぇだろ。退院直後のAの身体には悪ぃと思うぞ。」
「なっ！そんなんA乗っけんだからいつもみてぇに運転するわけねぇだろ！」
「ほんとか？」
二人が言い合いを始めてしまうので私は間に割って入って…
『今日はけんの方に乗るよ。今度けーすけのケツにも乗っけてね！』
「Aがそう言うなら…」
「フッ。」
けんのドヤ顔にけーすけが噛み付いたのはいうまでもない。
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アオイ - 017のページの所なんですが，真一郎の死んでしまった日は8月13日ですよ. (2022年7月12日 22時) (
レス) @page19 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - ごめんなさい！本当にごめんなさい！場面展開やページが変わる際に主観表記が無いので『』が誰の発言か一瞬わからなくなってしまいます…。主が話している体で読んでいたら武道だった…みたいな。本当にすみません (2021年10月5日 10時) (レス) @page14 id: 1198a4bf74 (このIDを非表示/違反報告)
澪那 - 占ツクで初めて泣いた作品です！ 応援してます！！ (2021年9月22日 23時) (レス) @page49 id: 029eb9d67f (このIDを非表示/違反報告)
りんご - つ、続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅううぅぅぅう！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月22日 8時) (レス) id: a6341a6fb0 (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅(プロフ) - あいうーさんさん» お"ぉっ！ほんとだ！！ご指摘ありがとうございます！ (2021年9月12日 11時) (レス) id: 0076feca63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼羅 | 作成日時：2021年8月27日 2時
