013 ページ15
.
思ったより痛いしこれはぜったい臓器傷ついてる！！
『千冬！！！』
「は､はいっ！」
私は千冬に笑う。
『そうだよなぁ！隊長には手ぇ出せねぇよな！！！』
「うおおおぉ！！！」
叫びながら一虎を突き飛ばすタケミッち…
「Aさんっ！！大丈夫っスか！！？」
『タケミっち｡ありがとう！助かったよ！』
バレちゃダメだ。
「巫山戯んじゃねぇ！！！一虎ァ！！！！」
けんが一虎にそう叫ぶ。
『大丈夫だっつてんだろ。大袈裟なんだよ。かすり傷だって。』
そう笑いながらけんの背中を叩く。
「っ！でもっ…」
『でももクソもねぇだろ。芭流覇羅倒すんだろ。』
「Aさんっ！！？大丈夫なんスか！！？」
『てめぇ。千冬。何度も言わせんな。大丈夫だ。さぁ続けん((ｺﾞﾎｯ！！！』
私は足に力が入らなくなりその場に座り込んだ。
口から零れる血液…
すると稀咲の後ろに立っていた佐野がムクリと立ち上がりボソボソと喋り始める。
「殺したかった…ずっと…一虎が年少から出てきたら真っ先にオレが殺そと思ってた。そんなオレを諭し続けてくれたのが場地だった。シンイチローが死んだあとずっと側にいて俺の事を支えてくれたのはAだった。
場地とAが言ってた。
"一虎はマイキーを喜ばせたかった。"
"だからあいつは受け入れられない。"
"たとえマイキーの兄貴を殺しちまっても"
"自分を肯定するためにマイキーを敵にするしかなかった…"
ってよー」
私の横にいるけんが佐野の名前を呼ぶ
「マイキー」
「ケンチン喧嘩はもう終わりだ。」
「は！？オイオイオイ喧嘩は終わり！？
ナメてんのかマイキー？
そんなのテメーの決めることじゃねーだろーが!!」
そういう半間の顔面を回し蹴りし一撃でしとめる。
「ほら。終わった。」
半間は下に転がる。
「…半間さん？」
「嘘だろ？」
「インチキだ。」
「半間さんが一撃！？」
「ぜってぇなんかよイカサマだろ！」
「逃げろ！！！！殺されるぞ！！！」
そう言って一虎と半間以外の人間が逃げていく。
「人は誰しもか裏切る。終わらせようぜマイキーテメェが死ぬかオレが死ぬかだ」
ﾄﾞｶｯｯｯ!!
佐野が一虎を殴る。
一虎はバランスを崩し下に座り込む。
「大事なもん壊すしか能がねぇならオレがここで…
壊してやる。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1374人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アオイ - 017のページの所なんですが，真一郎の死んでしまった日は8月13日ですよ. (2022年7月12日 22時) (
レス) @page19 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - ごめんなさい！本当にごめんなさい！場面展開やページが変わる際に主観表記が無いので『』が誰の発言か一瞬わからなくなってしまいます…。主が話している体で読んでいたら武道だった…みたいな。本当にすみません (2021年10月5日 10時) (レス) @page14 id: 1198a4bf74 (このIDを非表示/違反報告)
澪那 - 占ツクで初めて泣いた作品です！ 応援してます！！ (2021年9月22日 23時) (レス) @page49 id: 029eb9d67f (このIDを非表示/違反報告)
りんご - つ、続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅううぅぅぅう！！更新頑張ってください！！！！ (2021年9月22日 8時) (レス) id: a6341a6fb0 (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅(プロフ) - あいうーさんさん» お"ぉっ！ほんとだ！！ご指摘ありがとうございます！ (2021年9月12日 11時) (レス) id: 0076feca63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鬼羅 | 作成日時：2021年8月27日 2時
