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サンディ「どれだけ憎くても…想像してもなかった敵の一面ってのはあるしな…」
「サンディ…」
俺以外のみんなの顔が曇る。
きっと逃げてきている最中に何かあったのだろう。
ジリアン「でも私は鬼が嫌いよ!!
エマ達の言うことはわかるし､エマ達の友達…ソンジュとムジカは殺したくないけど…
けどっ!!
私は鬼達よりみんなやエマの方がよっぽど大事！！
敵は容赦なんてしない。私はまず仲間を守りたい！！
そのためなら子供だって赤ちゃんだって…
私は…私は＿！
うぅっ…」
ニット帽を被った女の子は泣いてしまった。
ギルダ「なんで…
A…ついこないだ鬼に殺されかけたばかりなのに!!」
ギルダが俺の腕を掴み必死に訴える。
『ごめんなギルダ。もう決めたことだから。俺は行くよ。』
そう言って俺はみんながいる部屋を出ていく。
「いいのか。」
『ユウゴ…』
ユウゴ「おめぇ。一人で行くつもりだろ。」
『ﾁｯ…バレてんのかよ。当たり前だろ。あんな役立たず連れて行けるか｡』
ユウゴ「エマは別としてレイは使えるだろ。」
『あれはただの臆病者。俺一人で十分。
俺はあいつらのことを家族だと思ってない。』
ユウゴ「はぁ。嘘でもそういうこと言うなよ…」
『仕方ないだろ。信用してもらわないためにはあいつらのことを悪く言うしかない。』
ユウゴ「だからって…はぁ…」
さっきまで俺とユウゴの話をオリバーが聞いていた。
きっとアイツは仲間想いなやつだと思う。
だから俺みたいなラートリー家から来たやつは今1番信用できてない。
きっと今聞いた話をエマとレイにしてるだろ。
『じゃあ俺はもう行くよ。』
ユウゴ「お前怪我は大丈夫なのか。」
『さぁね。途中で死ぬかもねww
じゃあ！！いってきます！』
俺はそう言って勢いよく出た。
続く (更新停止中)
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キョンシー(プロフ) - 更新めーっちゃ楽しみにしてます！ (2022年4月3日 13時) (
レス) id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - とても面白かったです。続きが是非とも読みたいです。更新頑張って下さい。 (2022年1月22日 0時) (レス) @page10 id: 080f4a0e49 (このIDを非表示/違反報告)
青猫 - 更新ありがとうございます！主人公チートじゃん！本当にこの小説好きです！無理ない様に頑張ってください！! (2021年3月14日 3時) (レス) id: 251cafde82 (このIDを非表示/違反報告)
青猫 - なんか自分が思っていたイメージより良い！面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月12日 12時) (レス) id: 251cafde82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼羅 | 作成日時：2021年3月11日 23時
