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ｳﾞｨﾝｾﾝﾄ「なんでか理由を聞いてもいいか？」
『俺らは日々何を食ってる？エマ｡』
エマ「えっ！？
えーと…お肉とか魚とか」
『じゃあ肉って元はなんだ。』
エマ「豚とか牛？」
『そう。生きてるものだ｡聞いたら惨いが鬼はただ俺達と同じことをしてる｡俺達だって食べ物がなきゃ生きていけない｡鬼達だって人間を食べないと退化が進んで死んでしまう｡
なんで俺達も同じことをしているのに鬼を殺すんだ？そりゃあエマ達とは違って俺とお前らは薬漬けにされたかもしれないが胸を張って鬼を絶滅させると言えるのか？同じことをしているのに｡』
俺がそう言い終わるとバーバラが殴りかかってきた。
エマ「A!!!」
俺はそれをかわし足をかけて転ばした｡
『お前ごときがラートリー家で鍛えられた俺に勝てるわけねぇだろ｡』
俺の言葉にヴィンセントがびっくりしている。
ｳﾞｨﾝｾﾝﾄ「まさかお前っ…」
『あれ？俺もしかして有名人？』
ｳﾞｨﾝｾﾝﾄ「でも奴は死んだと聞いたぞ…」
『そりゃあコイツら助けてから本部に帰ってねぇもん。』
そう言ってレイ達が座っているソファーの肘置きに腰をかける。
『帰ってこなければ死んだって勝手に決めちゃうバカどもなんだよ。本部は…
さっ。ノーマンは不在らしいしここにいる必要はねぇよな？行くぞ。』
俺はエマとレイの手を引っ張った。
『最後に1つ…
お前らにとって命より大切なものはなんだ？
鬼を絶滅させることか？俺はそんなことより
命より家族の方が大切だ。』
俺はそう言って部屋を出た。
部屋を出た瞬間2人に抱きしめられた。
エマ「うっ…うぅっ〜…」
『えっ！？なんで泣いてんの！？』
レイもエマも抱きしめる力を強くした｡
『え"っ！キツイキツイ!!!』
なんで2人ともこんなんなの！！？
エマ「Aがっ…私達のことっ家族って!!!」
『なんだ…そんなことかよ…』
レイ「お前とは違って俺達にとってそんなことじゃねぇんだよ｡お前脱出しようとした時についてこなかった俺らの気持ち考えたことあるか？」
『それはごめんって｡』
それから数日たった。
「ドミニク!!!頑張れ！」
「頑張れー！！」
ギルダ「でもまだ無茶しちゃダメだからね！大ケガなんだから…！」
ドミニクが頑張って松葉杖の練習をしている。
ドミニク「うわぁっ！！」
上手くいかず滑り転ぶ。
『あぶねぇっ！！』
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キョンシー(プロフ) - 更新めーっちゃ楽しみにしてます！ (2022年4月3日 13時) (
レス) id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - とても面白かったです。続きが是非とも読みたいです。更新頑張って下さい。 (2022年1月22日 0時) (レス) @page10 id: 080f4a0e49 (このIDを非表示/違反報告)
青猫 - 更新ありがとうございます！主人公チートじゃん！本当にこの小説好きです！無理ない様に頑張ってください！! (2021年3月14日 3時) (レス) id: 251cafde82 (このIDを非表示/違反報告)
青猫 - なんか自分が思っていたイメージより良い！面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月12日 12時) (レス) id: 251cafde82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼羅 | 作成日時：2021年3月11日 23時
