正反対の貴方を【煉獄杏寿郎】

参 ページ5

・


Aside


｢･･････さ･･ん、･･ろ･･そ･･･さい･･･｣


『れんごくしゃぁあん♡･･･』


｢･･････さん！そろそろ････ください｣


『お付き合いしてくださぃ♡･･･』


｢Aさんっ！！


いい加減起きてください！！｣


『ふがっ！？！？！？


え、ここ何処！？何これ！？！？


あれしーちゃん！？煉獄さんは！？』


｢起きて早々何言ってるんですかっ？？


いませんよ！静かにしてください！！｣


『嘘･･･さっきまでお館様のお屋敷で


煉獄さんと両思いになったのに･･･』


｢馬鹿なことを･･･夢ですよ、夢、


ほら、早く任務へ行ってください｣


そう淡々と話すのは、私の後輩である


《蟲柱》胡蝶しのぶだ


え、本当に夢だったの･･･？


煉獄さんとキャッキャ♡ウフフ生活は！？


｢はぁ･･･Aさんはいつまでそんな


妄言を吐くおつもりですか？？煉獄さんも


困っているとおっしゃってましたのに･･･｣


『･･････』


｢･･････｣


『え、煉獄さん困ってたの！？』


｢ご存知なかったですか？


と言うか今更ですか？？｣


氷柱・氷雨A、大失恋の予感･･･！？


｢もしもし、声に出てますよ〜？


もう既に振られているではありませんか


そして早く任務へ行ってくださいね｣


『いやあぁ、そんなこと言わないでぇ(泣)


行ってきます･･･』


｢はいはい、お気をつけて｣




はぁぁ、現実であって欲しかったなぁ

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す