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101episode ページ8

【takemiti.side】






22日の朝







俺はイヌピー君と一緒に真一郎君のお墓に来ていた







「コイツが十一代目 黒龍総長 花垣武道です」






「初代の名に恥じない最っ高のチームを作ります!!!」







俺は頭を下げて真一郎君にそう誓った







その時だった







「黒龍創設の日に十一代目誕生か…おもしれー」








「…イザナぁ!!テメェ!!」








イザナ……!?






コイツがこの時代の……







イヌピー君はイザナの胸ぐらを掴んでココ君の事を問い詰めた









止めないと、と思った時だった







「やめとけイヌピー」







「マイキー君!!??」







マイキー君の後ろにはエマちゃんがいた








「へー仲良く兄妹で墓参り?でもスズは?」








「アイツは今彼氏のとこだよ」







「…へぇ、そう」








スズちゃんのことか、?







「タケミっち エマ連れて離れてろ」






マイキー君にそう言われて俺はエマちゃんと墓地の外に出た







「あの人がウチのもう一人のお兄ちゃん“イザナ”だよね?」







エマちゃんはじーっとイザナの方を見つめる








「これから喧嘩するんでしょ?」







「……多分」







マイキー君、真剣な目をしてる、







「“東京卍會総長 無敵のマイキー。




マイキーは人前で強い所しか見せない。兄貴が死んだ時も、場地が死んだ時も。どんな時でも弱い顔は見せないのがマイキー」








たしかにそうだ






どんな時でもマイキー君は強かった







「でもホントのホントは今でも使い古したタオルケット握りしめてないと寝れない弱い男の子。君やウチと一緒。」









俺たちと、一緒……








「だからどっかで張りつめた糸が切れちゃった時。その時はウチとスズ姉が絶対マイキーを助けるって決めてるの。






マイキーがそうしてくれたみたいにね」










エマちゃんはそう言って笑った








そっか







マイキー君の事一番わかってて一番支えになってるのって










兄妹であるスズちゃんとエマちゃんなんだね









でも、どうしてミライのマイキー君は……








_「唯一の生き残りのひとりであった彼女もこの世界では死んでいる。しかも12年前に」









そういえばっ、!!







でもちょっと待てよ、







エマちゃんってミライにいたっけ?

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チェロ - 更新有難うございます。スズさんの為に決断したマイキーですが、東マンの皆と幸せになって欲しいです。大変だと思いますが更新楽しみにお待ちしております。宜しくお願いします。 (2021年12月12日 20時) (レス) id: 5dfc880b67 (このIDを非表示/違反報告)
チェロ - 更新お待ちしております。よろしくお願い致します (2021年12月10日 0時) (レス) id: 5dfc880b67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2021年11月28日 18時

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