検索窓
今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:65,581 hit

二秘密 ページ3

走って教室へと向かう

すると、教室の扉は開いていた

恐る恐る顔をチラッと出して覗いてみる

そこには二人の姿は無かった

ほっと胸を撫で下ろし、自分の席の引き出しから課題プリントを取り出す

『はぁぁっ、あったぁ…』

時刻はもう6時12分

急いで行けば間に合うだろう

そう思い、後ろを振り返った





その時





『…?!』





『青…柳、くん?』





いつもの笑顔とは程遠い、明らかに不機嫌なオーラを放っていた





青「…」





バツが悪そうな顔をして、私に無言で近づいてきた





青「…見た、でしょ。」





『え、あ、その…えと、、』





急に質問されて答えれなかった





青「見てたよね、何が目的?」





『も、目的?』





なんの事かさっぱり分からず、逆に聞き返してしまう





青「だから、僕に何して欲しいの!」





『は、はい?』





何を言っているんだこの人は





目的?してほしい?どういうことだろう…?もしかして、私が故意で青柳くんの行為を見て晒すとでも…?





頭に?を浮かべながら考えていると





ガシッ





『え、ちょ…』





『んんっ…!んむ…ふぁ…っ?』





乱暴に腕を捕まれ、深いキスをされた





何度も角度を変え、貪るようなキス…





苦しくなって胸板を力一杯叩く





だが、びくともしない





さらには舌まで絡めてきて、ついに限界が来た私は





思いっきり青柳くんの舌を噛んでやった





青「……い"っ、なにすんだよ!」





『それはこっちの台詞です!!』





『目的やらなんやら知りませんけど、課題プリント取りに来ただけですから!』





涙目になりながら走って学校を後にした





家に帰っても少し青柳くんのことを考えていた





『舌噛むのはやり過ぎちゃったかな…』





私は少し反省し、すっと眠りについた





-------❁ ❁ ❁-------

三秘密→←一秘密



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (348 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
447人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , ころんくん , 秘密   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

79rrmh5m2h(プロフ) - コメント失礼します!いまさら好きになったものなのですが、主さんのペースで大丈夫です!なんなら僕もそれぐらいのペースなので、!頑張って下さい!応援します! (5月14日 11時) (レス) @page23 id: afa77e9168 (このIDを非表示/違反報告)
奏♀ - 主さんのペースで大丈夫です!頑張ってください! (2022年5月11日 21時) (レス) @page23 id: 7482d0b60c (このIDを非表示/違反報告)
riri - コメント失礼します。この作品が好きなので、主さんのペースでも投稿していただきたいです、! (2022年4月25日 22時) (レス) id: 6f97503571 (このIDを非表示/違反報告)
ririi - コメント失礼します。 (2022年4月25日 22時) (レス) @page23 id: 6f97503571 (このIDを非表示/違反報告)
とある文芸部員(プロフ) - コメント失礼します、私この作品大好きなのでいつまでも待てます!作者様のペースで大丈夫です!更新続けてくださると嬉しいです(*´ω`*) (2022年3月31日 8時) (レス) @page23 id: 79c30bd07b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぉちゃづけ | 作成日時:2021年9月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。