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ー夢主sideー
みんなの体調が安定してきて、luzの監視のもとでのみ、運動が許可された。
そのため、院内学級も『体育』が導入された。
今日は、鬼ごっこ。
ま「A捕まえ・・・たぁ！」
あんまり運動とかはしたことがなかったけど、この中ではしませんと同じ位早いっぽい！
休憩をふくめ１時間は遊んでいた。
ｌ「これで最後〜！」
あ「９６、タッチ・・・！？」
捕まえようと目いっぱい腕を伸ばしたら避けられた。
わっちは体制を崩して、真正面に崩れるように転んだ。
とっさに手を出したので、頭を打つことは逃れられた。
96「A！ごめん！大丈夫？」
L「怪我とか・・・なんともない？」
怪我・・・怪我？・・・
あ「左手が・・・手の平が・・・痛い・・・感覚ない・・・」
ーluz sideー
ま「先生のところ、いこう！」
先生ったって・・・ここには、外科も整形外科も居ない。
誰か、代わりになる人・・・
ろ「あんくちゃん。前やってたよ！」
あんくちゃんか！
僕はAに負担がかからないように抱きかかえ、あんくちゃんの元へ向かった。
ーUN:C sideー
L「あんくちゃん！」
うぉっ！びっくりしたぁ〜・・・
なんだよ・・・
U「なになに？」
志「Aが怪我した！」
U「そこ、寝かせてて〜」
怪我か・・・抱っこされてたから、足か腕。
ひねったか、折った。
天ちゃんに内線を入れておこっと・・・
U「ちょっとごめんよ〜。」
あ「・・・痛ぁい！！」
左手の平。るすすんによると転んだらしいから、利き手が出たんだな〜。
ギプスで固定しておく。
その時、天ちゃんが来た。めっちゃ焦ってる。
天「A！」
あ「天月！折れちった・・・！」
U「まったく、苦労するぞ〜」
治るまで約２か月かかる。しかも、左利き。
天ちゃんと歌詞ちゃんが左利きだから、なんか頼もうかな〜？
Aって、右手使うのめっぽう弱いんだよな・・・
U「A、天月。今日から２か月間、右手な。」
二人とも悶絶してる。
こいつら、どうなるかな〜？
あ「無理！だって右って・・・この前の運動能力チェックで右だけボロクソだったんだよ！？」
天「俺だって、右側だけクッソ悪いんだよ！？」
あ、歌詞ちゃんはギターは右か・・・
じゃあ、歌詞太郎に教われるよな？
U「歌詞ちゃんがいるじゃんね〜！」
歌「僕？どうしたの？」
天・あ「右手の使い方教えて！！！！！」
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作者名：にょんこ0602 | 作成日時：2017年9月23日 21時
