1(プロローグの続きから) ページ3
「･･･お願いしますって言ったわね？」
『え』
その女性は勢いよく棒(杖？)を取り出した
「もう後悔しても遅いわ！！！！
貴方なんか猫みたいだから、猫になーれ☆」
『え』
彼女が杖(？)を振り下ろすと、辺りは閃光弾のようなまばゆい光に包まれた。
一瞬だった。
僕が目をゆっくりと開けると、周りの建物、彼女も巨大化していた。
いや、違う。
僕が、縮んでる？
恐る恐る自分の体を見る。
とても綺麗な黒い毛
足首の部分までは白い、靴下をはいているようなフサフサとした体
先の方だけ白い尻尾
ぷにぷにの、肉球
僕は、猫になっていた。
どういう状況か聞きたくて、口を開けば
『にゃーお』
･･･随分と可愛い声で。
「ふっふっふ･･･。説明しましょう！」
･･･言葉は通じるらしい。
「貴方が面白くしてって言ったから、猫にしました！以上！！！！」
最後ドヤ顔したのがかなり腹が立つがまあいい。
この人はちょっと頭がアレなんだな、うん。
「因みにそれ簡単には解けないわよ！貴方にはひとつの試練をクリアしてもらうわ！」
『にゃぉ？(試練？)』
「ええ！」
そう返事をした彼女は、ゆっくりと胸の前で手を組んだ。
「私、考えたの･･･。どうして貴方の人生がつまらないかを･･･。
その結論！貴方の人生がつまらない理由は･･･」
･･･口でﾄﾞｩﾙﾄﾞｩﾙ(ドラムロール)言うのやめてほしい。僕まで変なやつと思われそうだ。
「ジャーン！ズバリ、恋をしていないからよ！人間、いや全ての動物は熱烈な恋をほしがってるの！なのに貴方はどう？そういう欲が全くないじゃない！！！！」
『･･･にゃ？(それがなにか？)』
「ダメダメそんなの！見てるこっちも楽しくなくなるわ！私は楽しみたい！！！！」
･･･だったら僕以外の誰かを捕まえれば良かったのに。
「だから貴方に試練を与えて、恋の素晴らしさを知ってもらうわ！」
『にゃー(で？その試練は？)』
そう聞くと、彼女は「うふふふふ･･･」という何とも言えない笑い声を発した。
「貴方には･･･」
？？？
「やりたい、と思って誰かとやるまで猫でいてもらうわ！」
･･･は？
「その魔法、やりたいと思ったら人間になれるようにしてあるから、思ったその場でやっておいで。」
･･･は？？
「やらなかったら猫に戻るからね！そこは覚えといて！」
･･･は？？？
「んじゃ、そういうわけで！
どろん! ※ﾊﾟｯ」
「にゃーーー！(いやドロンじゃねぇぇぇぇぇ！)」
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アルビノ猫 - 書き方が好きすぎます笑いすぎてお腹痛いです← (2018年6月3日 16時) (
レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - 猫さん» 返信遅くなって申し訳ありません！更新も･･･(泣) お褒めの言葉ありがとうございます！頑張ります！ (2018年6月1日 19時) (レス) id: b3f1af4cdf (このIDを非表示/違反報告)
猫 - はじめまして！猫です！可愛です！面白いです！更新待ってます！頑張ってください！ (2018年5月19日 18時) (レス) id: e68b4dd1ee (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 朧月さん» 存じております、、、、、キモに銘じます、はいm(_ _)m (2018年5月13日 21時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - アルビノ猫さん» あと学校で周りに人がいるのにtwitterの話するのはかなりイラってしたかな･･･。私結構飽きやすいタイプだから気をつけてね (2018年5月13日 6時) (レス) id: b3f1af4cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧月 | 作成日時：2018年2月16日 20時
