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煙がなくなり、彼方さんの顔が見える。とても、近い・・・!恥ずかしくて離れようとするが、彼方さんはガッチリと掴んで離さない。
『離して・・・くださいぃぃぃ・・・』
か「離してもいいけど・・・逃げない?」
『うっ・・・に、逃げません』
か「あと、君服着てないけど」
『うわァァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!』
おい、魔女ぉぉぉぉぉぉ!!!!服くらい着せろよぉぉぉぉぉぉ!!!!
隠すものがないが、彼方さんに全裸姿を見られるわけにはいかない(既に見られてる)と思った僕は、彼方さんにギュッしがみついた。
なにか、着るものぉぉぉぉ!
すると、彼方さんは自分が着ていたパーカーを脱ぎ、僕に差し出してきた。ありがたく受け取り、サッと服を着る。彼方さんは僕より少し、少しだけ身長が高いため、ワンピースのようになってしまった。太ももあたりまでかくれたので感謝。
『ありがとうございます』
か「・・・うん。」
彼方さんは僕の方をチラッとみて、短い返事をした。あれ?なんか・・・ひかれてる?
そりゃそうだよなぁ・・・いきなりブサイクの全裸見せられたんだから。僕だったら秒で警察通報する←
『すみません、不快な思いをさせてしまって・・・』
か「いや、不快なわけじゃないけど・・・
その、君の今の格好だと目のやり場に困るっていうか・・・」
彼方さんはもう一度僕のことを見た。が、すぐに口元をおさえて目をそらしてしまった。そんなに酷い格好なのか・・・
か「と、とりあえず真冬を呼ぼ・・・うわ!?」
『え?グハッ!!!』
慌てていた彼方さんは立ち上がったときにバランスを崩してしまったらしく、こちらに倒れ込んできた。僕は彼方さんに近い所にいたので巻き込まれてしまった。
僕が彼方さんに押し倒される形になっている。
ま「すごい音したけど大丈夫・・・です・・・か・・・?え?」
か「『あ』」
なんというバットタイミング・・・
ま「彼方さん・・・いくら相手がネコミミ美青年だからって、朝っぱらからそれは・・・」
か「はっ!?ち、違う!!!!」
か「『誤解だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』」
このあと30分くらい何があったか説明した
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アルビノ猫 - 書き方が好きすぎます笑いすぎてお腹痛いです← (2018年6月3日 16時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - 猫さん» 返信遅くなって申し訳ありません!更新も・・・(泣) お褒めの言葉ありがとうございます!頑張ります! (2018年6月1日 19時) (レス) id: b3f1af4cdf (このIDを非表示/違反報告)
猫 - はじめまして!猫です!可愛です!面白いです!更新待ってます!頑張ってください! (2018年5月19日 18時) (レス) id: e68b4dd1ee (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - 朧月さん» 存じております、、、、、キモに銘じます、はいm(_ _)m (2018年5月13日 21時) (レス) id: 18e3bfd774 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - アルビノ猫さん» あと学校で周りに人がいるのにtwitterの話するのはかなりイラってしたかな・・・。私結構飽きやすいタイプだから気をつけてね (2018年5月13日 6時) (レス) id: b3f1af4cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧月 | 作成日時:2018年2月16日 20時