検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:3,462 hit

失った脚 ページ37

二年前 (華月達小6)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その日の部活前、横断歩道を渡ってる時に事故は起こった

ブオォォォォォォォン

華月「!!!」

華月はすぐ気づいて避けようとしたが、あまりに猛スピードだったため、完全に避けきれなかった

暴走車にハネられて、車はその場を逃走し、夜空は意識不明になった

夜空は病院で検査、手術をして、なんとか一命を取り留めた、だけど

病院の先生「命に別状はありません、暫くリハビリを続ければ、退院しても問題ないでしょう」

華月母「あぁ、良かったわ、夜空が死なずに済んで・・・」

先生「ただ・・・」

華月母「ただ・・・?」

先生「夜空君は、サッカー部所属でしたよね」

先生「残念ながら、その脚では、走ることは極めて難しいです・・・」

夜空が驚きを隠せず、残った右足で立ち上がった

夜空「走ることも出来ないんですか!?」
夜空の三日月の瞳に、涙が溢れ出た

夜空「僕は夢咲サッカー部のキャプテンでFWなんです!それなのに、もうサッカーが出来なくなるなんて・・・」

先生「完全にサッカーが出来なくなった訳ではありません、動きを減らせば、サッカーをする事は可能です」

夜空はサッカーを続けれられることに安心した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一年後(華月達中1)

無事退院できた華月は、夢咲中に顔を出した、丁度部活中だった

白銀「皆!華月だ!戻ってきたぞ!」
白銀が気づき、華月の周りにすぐ皆が集まった

飛風「夜空、お帰りなさい!」

葉薔薇「皆、お前の帰りをずっと待ってたんだぞ、佐々木も穴埋めとしてフィールドに立って」
華月が病院にいた時は、マネージャーの佐々木美花(ささきみはな)もフィールドでサッカーをしていた

華月「そうだったんだ、ありがとうな、佐々木」

佐々木「どういたしまして、キャプテンが居ない中だったけど、夜空君が戻ってこれて、安心した」
優しい笑顔を浮かべて応えた

華月「あっそうだ、椿、お前に頼みたいことがあるんだ」

椿「頼みたいこと?」
そういって華月は、椿にキャプテンマークを手渡した

椿「華月?」

華月「椿、お前にキャプテン代理をお願いしたいんだ」
椿は暫く固まったが、華月の想いを受け止めた

そして2年になった今、華月は左足が動かせないけど、サッカーが出来るようになった。

襲来→←華月夜空の持つ過去



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.4/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:イナキセ , オリジナルキャラクター , CLEA3s   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:CLEA3s | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月14日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。