【名探偵コナン×クラッシュ・ブレイズ】米花美術館殺人事件 (ページ2)

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1. 事の始まりin探偵事務所ページ2

いつもどおりの日常。

コナンと蘭、小五郎、安室は、普段と変わらない日々を過ごしていた。

ここ数日依頼人が来ないので、小五郎はいつものように椅子にだらしなく腰掛け、競馬新聞を片手にくつろいでいる。

安室は喫茶店「ポアロ」でのバイトが終わり、昼食(と称した差し入れ、もちろん代金は安室持ち)を持って探偵事務所を訪れている。

蘭は小五郎を横目で見ながら安室に出す茶の準備をしている。コナンはそんな彼らの横でソファーに座り、推理小説を読みふけっていた。

蘭「お父さん！まだお昼よ！競馬新聞読まないの！」

とうとう我慢の限界に来たのか、蘭が小五郎に声をかける。
小五郎は面倒くさそうに、

小五郎「いいじゃねぇか、依頼人もこねぇし、暇なんだからよぉ……。」
(この後、『小』と表示します)

なんだかもう依頼人が来ても断りそうな勢いで、新聞を片手にラジオを競馬中継を聞いている。
蘭の文句の矛先は、小五郎の横でいつものように爽やかに笑っている安室に向かった。

蘭「んもう……。安室さんもなんとか言ってくださいよ！」

急に話が回ってきた安室は、若干動揺するも、それを顔の下に押し隠す。
そして、推理小説に夢中になっているコナンの隣に座った。

安室「あははははは…………(汗) 大丈夫ですよ、毛利先生は依頼人が来られたらちゃんとなさる人です。だから、心配はいりませんよ。コナン君もそう思いませんか？」
(この後、『透』と表示します)

小説を読むのに夢中で、まったく話を聞いていなかったコナンは、慌てて安室の言葉にうなずく。

コナン「う、うん、そうだね！(やっべー、ぜんぜん聞いてなかった……)」
(この後、『コ』と表示します)

蘭「もう、コナン君も安室さんも………。」

蘭が溜息を吐いたところで、

ピーンポーン……

透「ん？依頼人でしょうか？」

小「分からん。おい蘭、」

蘭「分かってるわよ、もう…… はーい…」

蘭が対応に向かう。コナンはソファーを降りながら、

コ(なんか嫌な予感がするなぁ……)

と、考えていた。

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高羽涙です。よろしくお願いします。