. ページ33
佑亮side
揺れる車中で、ずっと携帯の画面を見ていたのが
いけなかったのかもしれない。
途中から感じていた違和感は
だんだんと確実なものになっていく。
「佑亮?」
稜雅のその声に返答もできないほど急に襲ってきた吐き気にどうすることもできなかった。
「おえぇっ…!」
慌てるふたりが見える。
海の大きな手が背中に回ってきて
さすってくれるけど
なかなか治まらなくて、気持ち悪い。
「大丈夫大丈夫、全部出しちゃおう」
稜雅は目の前にいて、迷惑をかけてるからか泣いてる僕を慰めるように時々頭を撫でてくれる。
どこかから持ってきたらしい黒い袋に顔を突っ込んでひたすら吐いた。
少しずつ楽になりはしたものの、吐き疲れて力が入らなくて海にもたれかかると、優しく受け止めてくれた。
「疲れたね、」
「…ん、ごめん、」
「大丈夫。ちょっとゲームしすぎたな」
「だって、稜雅つよい…」
「そりゃあ、毎日鍛えてますからっ」
ドヤ顔をしながらそう言った稜雅に笑いつつ
笑わせてくれてありがとう、と感謝した。
________________________
遅くなりすみません!!
それから看病要素少なくてごめんなさい…!!
スランプ抜けきっておりません(言い訳)
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←むいかめ。
106人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤井 - 密かに応援させていただいてました。次の更新楽しみに待ってます。 (2018年7月30日 1時) (レス) id: 9211c57c8b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - リクエストとかではないのですが…また更新再開してくれて嬉しいです!次のお話楽しみにしています! (2018年6月28日 2時) (レス) id: 04b1620555 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - 村田さん» いえいえ!リクエストありがとうございました! (2018年6月24日 16時) (レス) id: 17ccc67750 (このIDを非表示/違反報告)
村田(プロフ) - ありがとうございました!年下感かわいかったです。 (2018年6月22日 6時) (レス) id: 43cfd70289 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - soraさん» わかりました!ありがとうございます!少し遅くなると思います、申し訳ないです...!! (2018年6月21日 22時) (レス) id: 17ccc67750 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まーちゃん | 作成日時:2017年9月18日 18時