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NJ「そっか。…今日聞かれても教えないで…。」
「え…。」
それは どういう意味？
そういう意味？
「あ…うん。教えない。聞かれないでしょ！まー聞かれた所で 心配するような…あ、心配なんてしてなかったか！」
NJ「すっごく してるけど？ それとさっきの無駄なことはスルーってのもずっと引っかかってる。俺 無駄なんて思ってないよ？
俺達の事って無駄なの？
一番好きな事我慢しちゃダメなんだよね？
Aの一番好きな事って？
俺 Aの事わかんない…。」
「あ、…。うん…。だね…。
ヘヘッ 私もわかんない…。
ごめん。ナムジュナ。もう行かなきゃ…。」
NJ「…帰ってきて。お願い。今日 帰ってきて。待ってるから。」
抱きしめられた
優しいのに強く抱きしめるんだね…
心臓が壊れるんじゃないかな…
もう 苦しすぎて息も出来ないよ
このまま ずっとずっと ここに居たい…
夢みたいだよ…
一番好きな事…あなたの傍で あなたを見つめながら笑い合う事
その為に頑張って来るね！
「ナムジュナ…。頑張って来るね。帰ったら連絡する…。」
NJ「…わかった。気を付けていっておいで。」
見上げると 眉尻下げて にっこり笑って頭にキスをした
泣きそう…
我慢して笑って
「行ってきます！」
って言って会議室を出て総務に向かった
エレベーターの中で気持ちを切り替え大きく深呼吸してから部署に戻るとソクジン課長も戻っていた
すぐにソクジン課長の所に行って経緯を話すと
JN「わかった 行こう！部長には大体話してあるから！ジェヒョンくん！」
ZH「はい！」
JN「君は残って こっちの事頼む！僕とAさんで行ってくる！直帰になると思うから皆もよろしく！」
「よろしくね！」
ZH「はい！よろしくお願いします!!」
ソクジン課長と2人で部署を出た
エレベーターの扉が開くとナムジュナが乗っていた
NJ「お疲れ様です。」
JN「あぁ お疲れ様。」
「お疲れ様…。」
何だこれ？
物凄く気まずい…。
「課長 Kさんに何持っていきます？」
JN「あぁ 考えてたんだけど…何がいいだろうな…」
「釣りが好きだから ルアーとか？」
NJ「A。ルアーはダメだ。釣りから離れて考えて。」
「ん？」
JN「うん。持って行ったら今度は確実に釣りに誘われるよね？Aさん。」
「え？あ、釣りしたことないけどな…。話し相手？面白いから？」
JN「ハハ まー 釣り以外にしよ。」
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作者名：明日 | 作成日時：2022年12月25日 18時
