一目惚れ 2 (ページ8)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:60,431 hit

58 ページ8

無事に下着とか靴下やパジャマを買った後アウトレットの建物に行った
順番に入ってゆっくり見て歩くとフラワーモチーフで知られる2文字のアルファベットが重なり合うブランドのブレスレットを見ていた

NJ「それ可愛いね？」
「ね？カジュアルな時にも付けられるからいいなぁってお値段も私でも買えるお値段だし．．．最近自分ご褒美してなかったからしようかな♪ふふ」
NJ「うん。自分ご褒美か！いいね！」
「でしょ？」
NJ「うんうん。付けてみれば？」

凄く優しく微笑んで店員さんに話してくれる

NJ「いいじゃん♪」
「うん♪これ買っちゃお♪．．．あ、私、」
NJ「あぁ。僕が行こうか？それとも一緒に行く？」
「．．．ナムジュンさんが付いててくれるなら行ってみる。」
NJ「うん。ダメならすぐヌナ達かテヒョンの所に行っていいから。」
「うん．．．。」

ナムジュンさんは私の腰に手を回すようにゆっくり歩きながら人差し指でトントンって合図を送ってくれる
まるで『大丈夫』って言ってくれてるかのように．．．

「こちらの．．．商品を、お願いします。」
男性店員「ありがとうございます。少々お待ち下さいませ。」
「ふぅ〜．．．」
ナムジュンさんから視線を感じて見てみると優しくて嬉しそうに微笑んでくれてる

”あぁ私の一つ一つを喜んでくれるんだ．．．”

そう思うと胸が苦しいような温かくなるような感じで少しトクントクンと音を立て始める
それは嬉しいけどあまりにも悲しい想いだから慌てて蓋をする

テヒョンはまだ洋服を試着したりしててナムジュンさんはそれに付き合ってあげてるから外で待ってるサラさんとユンギさんに無事に買えたことを報告すると2人とも凄く喜んでくれて帰ったら付けてお披露目する約束をした

向かいにあるお店の食器が気になって覗いていると男性店員さんが目の前にいた
気付かないうちに傍に立たれていて一瞬動けなくなる
何か話しかけられてるのに聞こえなくなってきた
その時私の腰に優しく手が回されまたトントンって合図
それを感じた途端男性店員さんの声が聞こえて来て

男性店員「〜ゆっくりご覧下さい。」
「あ、ありがとうございます。」

そう言うと男性店員さんは店の中へと戻って行った

ナムジュンさんの方を見ると少し眉尻を下げてるけど優しく微笑んでくれて腰の手をそのまま頭に持っていって今度は頭をポンポンとしてくれた
今度は『よく頑張ったね』って言われてるみたいだった