87 ページ37
部屋に帰って熱いシャワーを浴びる…
ホントは凄くショックだった…
こんなにも愛しいと思える人なのに…
もしかすると ジュニなら大丈夫かもと思った…
ジュニの気持ちも 私の気持ちも本物だと思うから…
あんなの…平気だって…
なんともない事だったって…
そう言いたかった…
ジュニの悲しそうな顔…
ジュニに答えられない私はジュニの傍にいる価値があるのかな？
ジュニの気持ちと私の気持ち 求めてるのに求め合えない…
こんなのがいつまで続くの？
早くジュニのものになりたい…
ジュニに愛されたい…
ジュニを愛したい…
愛しい人に悲しい顔をさせる私…
悔しい…
苦しい…
負けたくない…
後から後から涙が零れ落ちる
あの人の前では いつも笑顔でいたい
私をいつも 可愛いと言ってくれるあの人の前では可愛い私で居たい
大好きだと言ってくれるあの人の前の私はいつも 笑っていたい
大丈夫
私にはあの人がいる
愛しいあの人
ジュニがいる
大丈夫
シャワーから上がるとオンニが居て心配そうに眉尻を下げて笑った
泣いてたのバレちゃった…
オンニにだけは話しておきたくて昨日の出来事を話した
オンニはやっぱり泣いていた
そして
SR「無理は良くないよ！絶対に無理はしないで！でも乗り越えよう！！大丈夫♪私も居る！何よりナムジュナが居るんだから♪ね？不安が少しでもあるならナムジュナでも 私でも 誰でもいいから話して？」
そう言って私を優しく抱きしめてくれたあと頭を撫でて微笑んでくれた
私はやっぱりオンニのような人になりたい…
早く準備しなくちゃって慌てて髪を乾かして着替えてメイクした
オンニが彼女になった記念だと言って洋服をプレゼントしてくれた
この間 買っておいてくれたらしい
SR「ホントは一緒に住む日に渡そうかと思ったけど 今日の方がいいと思うから♪」
って…
JILLSTUARTのワンピース
白地にルビー色の小花柄でデコルテが綺麗に出て ウエストは絞られているから膝下まであるスカートも動きが上品で綺麗
メイクもアイシャドウやチーク 仕上げのスプレーもして久しぶりに派手では無いフルメイクをしてみる
髪はハーフアップもいいけど可愛くなりすぎるからと簡単で無造作なアップにオンニがセットしてくれる
ゴールドのピアスを付け ブレスレットを付ける
準備が出来上がるとオンニが凄く喜んでくれた
ジュニも喜んでくれるかな…♪
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明日 | 作成日時：2022年9月30日 10時
