77 ページ27
朝食をみんな朝からいっぱい食べて部屋に戻って準備する
やっぱりオンニと私の2人が3人を待たせて
『私たち なんて贅沢なのかしら』
って笑った
準備が出来ると皆の部屋のドアをノックして駐車場に行った
この前までは私の隣はナムジュンさんだったけど 今日は私の隣はテヒョンが座った
その時 ナムジュンさんは朝と同じように眉尻を下げ少し悲しそうに笑った…。
”そんなに悲しそうな顔をどうしてするの？”
聞きたくても聞けない言葉で胸が苦しくなる…
お目当てのお店に着き車を下りるとテヒョンが隣に来て手を繋いできた
私が驚いてテヒョンの顔を見ると 黙ったまま優しい顔でニコッと微笑んだ
NJ「テヒョン。」
V「…。」
NJ「テヒョン。」
V「…。」
NJ「テヒョン！」
V「何ですか？ヒョン！お店の中ですよ？」
NJ「じゃあ無視するなよ。」
「ど、どうしたの？声 少し抑えて？」
NJ V「ごめん…。」
NJ「テヒョン どうして テヒョンがAと手を繋いでるんだ？」
V「ハッ！なんですか？まるでヒョンだったらいいみたいな言い方するんですね？」
NJ「!? そんなつもりは…無い…けど…」
V 「ヒョン！ 僕 本気ですよ？ふざけてないし遊んでもない。悲しませたり泣かせません。ヒョン 遊んでるのは誰ですか？」
凄く綺麗な顔なのに凄く冷たい目をしたテヒョンがナムジュンさんにそう言うと私と繋いだ手を強く引き歩き出した
私はナムジュンさんを見たけどナムジュンさんは悔しそうに俯いて目を合わせてくれず立ってるだけだった…。
「テヒョン テヒョン ねぇ テヒョン？そんな顔しないで？そんな顔するなら あんな事言わなきゃいいのに…。テヒョンは優しい子なんだから 無理に攻撃的にならなくてもいいんだよ…。」
V「…僕だって 言いたいことは言うよ。」
「そうかもしれないけど あんな挑発的な言葉で言うのはテヒョンがツラいんでしょ？」
V「でも…Aがツラい方が嫌だから…。」
「もぉ…テヒョン…。ありがとう…。私 大丈夫だから！ だってテヒョンもいてくれるしオンニもユンギさんも居てくれてナムジュンさんだって今までも沢山支えてくれてきたんだもん。疲れたら休むしその時はちゃんとテヒョンにも疲れた〜って言う。だから テヒョンはテヒョンらしくいて？テヒョンが元気じゃないと私も元気出ないじゃん。私だってテヒョンがツラいのヤダよ？」
V「…。わかった…。」
「ありがとう…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明日 | 作成日時：2022年9月30日 10時
