45【NJ】 ページ45
活動を休止されてからも大好きだと言う
やはり少しだけどモヤモヤしてしまう
でも彼女の表情は今までで1番明るく楽そうだ
僕があの方々を知っていると言っただけで喜んでいる
距離感の違いにまたモヤモヤしても やはり嬉しそうで可愛い
凄くいい顔をしていると言うと やはり推しの力は凄いと感心している
聞いてみてよかった
悔しいけど大好きな人の話が1番元気になってくれると思ったんだ
彼女は改まってまた 助けたお礼を言ってきた
でも当たり前の事だからと言って そろそろ眠った方がいいと促した
そして彼女の手を握り頭を撫でながら目を閉じるよう言うと 彼女はあっという間に寝息を立て始めたが急に彼女の眉がピクピクと動き始め表情も険しくなり出した
僕はすぐに
NJ「大丈夫 大丈夫」
と声をかけると少し表情が和らぎ始める 続けて
NJ「ここに居るから。安心して。いい夢なんて見なくてもいいから 深くゆっくり眠ってね。大丈夫だから。僕の事も何もかも忘れてしまってもいい。僕が君を覚えてるから。大丈夫。大丈夫．．．」
彼女は落ち着きを戻し ゆっくりとした寝息を立て穏やかな顔で眠りに着いた
僕はしばらく手を握り頭を撫でていたがいつの間にか眠ってしまっていた
そして帰ってきたヌナに起こされた
SR「ナムジュナ 大丈夫？そんな体制じゃ朝起きた時大変だから私のベッド使っていいよ」
NJ「あ、すみません．．．。ヌナが行ったあと彼女眠ったらフラッシュバックがあったらしく 呼吸とかも乱れたんです。けどここに居たいと言うので少し話して落ち着かせてから寝かせたんです。でもまたフラッシュバックしそうだったんで 手を握って声掛けてたら そのまま落ち着いてくれたみたいで眠りました。またフラッシュバックしたらと思って付いてたんですけど僕も寝ちゃってたみたいですね．．．」
SR「そっか それはちょっと大変だったね。ずっと付いててくれて ありがとう。ホント助かった。」
NJ「いえ 僕がしたくてしてるので大丈夫です。僕はこのままヌナのベッド借りて着いてますのでヌナは僕の部屋のベッドか他に行く所あれば遠慮なく行ってきてください」
SR「は？///な、何言ってんの!!こんな時に!!」
NJ「ヌ、ヌナ!静かに!!起きちゃいますよ!!」
SR「あ、ご、ごめん．．．ナムジュナが変なこと言うから．．．」
NJ「ふふっ 変なことですか？普通の事です。当たり前の事。ほら きっと待ってますよ？」
SR「!? もぉ!! わかった!!」
そう言って出て行った
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作者名：明日 | 作成日時：2022年9月19日 5時
