一目惚れ (ページ22)

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朝目が覚めると私の手を握ってくれていたナムジュンさんはサラさんが寝るはずだったベッドで眠っていた

大きな背中がゆっくりとしたリズムで動いている
ずっと付いててくれたんだ．．．
また温かい気持ちになる

NJ「ん、んーん．．．」

寝返りを打ちこちらに向いたナムジュンさん
確か昨日テヒョンさんにリーダーって言われてた
ナムジュンさんがリーダーなんだ．．．
納得出来る

昨日いくつもMVを見せてもらったけどホントに凄い才能を持った人達ばかりだった
よくこんなに凄い人たちばかり集められたなぁ．．．
スカウト？オーディション？
どっちにしてもプロデューサーは凄い目を持ってるんだな．．．

ナムジュンさんとユンギさんがラップ担当で曲や作詞も作ってるって言ってたな．．．
凄いなぁ．．．
パフォーマンスしてる時のナムジュンさんの色気は半端じゃなく凄いしユンギさんのたまに見せる歯茎が見える笑顔あれは可愛すぎて沼るよねって思った
テヒョンさんは低くてハスキーな声なのに高音も出るなんてどうゆう声帯？って思っちゃった
しかもビジュアルがホントに人間なのかしら？って思った
次元が違うというか．．．
輝いてるってこうゆう事なんだなって思った
私はそのまま仰向けになり天井を見上げた

そんな人達がこんなに心配してくれてるなんて．．．
今日はちゃんと実家と上司に電話して崇の話しなくちゃ
上手く話せるかな．．．
あとは式場のキャンセル
キャンセル料の話とかをまた実家に連絡して崇の方に連絡して貰う
あとは引越し．．．
あ！いつからいいのかな？
住所とか細かい事聞いてなかったな
あれ？ナムジュンさん達日本にいつまで居られるだろ？
え、今日とかじゃないよね？
今日だったらどうしよう．．．
え、でも今日じゃなくてもそんな長くは居れないもんね
やだな．．．
帰っちゃうのか．．．
寂しくなっちゃうな．．．
いや何考えてる．．．
バカだねここまでして貰ったんだから．．．
あぁでも．．．

NJ「ふふふ」
「!? ナムジュンさん!!起きたんですか？ん？何で笑ってるの？」
NJ「Aちゃんは僕達が韓国帰ったらそんなに寂しいんだね？ふふふ」
「？え？な、何がですか？」
NJ「ふふふまー今日では無いよ？帰るの。」
「あ、そうなんだ！」
NJ「あはは！凄いホッとした顔したね？」
「え、いやそ、そうですか？」
NJ「うん。してたよ？まー確かにそんなに長くは居れないけどね．．．」
「そうですよね．．．。」