一目惚れ (ページ11)

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部屋に帰る途中丁度3人と会った

サラさんが買い込んだコンビニの袋を色白の人がスマートに持って先を歩き始めた
確か韓国の男性は紳士だと聞いたことがある
”なるほど”と感心した

部屋まで運んでくれそのまままた3人は部屋から出て行った
大きな目をした人は(よく見ると彫刻のようなつくりに柔らかな雰囲気だった)また私に
「大丈夫ですよ〜」と優しく微笑んでから出て行った
色白の人と長身の人は私と目が合うとペコッと会釈をして出て行った

彼らが出て行ってから気付いた
私は助けて貰ったのにまだ1度もお礼を言えていなかった
助けられたあとからは男の人が怖くなっているのはわかっている
タクシーに乗るまでに前から歩いてくる男の人もタクシーの運転手さんもホテルスタッフも他のお客さんも．．．
でも彼ら3人だけは大丈夫だった
助けて貰ったからなのだと思う

「サラさん私彼達にまだ1度もお礼を言えて無いんです」
「でも大丈夫？少し様子見てたけど男の人がまだ怖いんじゃない？」
「．．．はいそうですね。でも彼達に助けて貰ったからだと思うんですけど彼たちだけは怖くないです。お礼だけでも言わせて貰えないでしょうか．．．」
「．．．うん。わかった。ちょっと連絡してみるね。」

サラさんが電話をかけてくれてから数分後部屋のチャイムがなった
サラさんがドアを開けると大きな目の彫刻さんが入って来て
「僕キムテヒョンって言います〜♪」
と満面の笑みで挨拶してくれた

そのすぐ後に長身の人が慌てて入って来て
「すみません!!」「テヒョンア!驚かせてしまうでしょ!!」
V「すみませんでした〜」
と眉尻を下げ謝った
その時色白の人が入って来た
SG「すみません。僕はミンユンギと言います」
NJ「あ！僕はキムナムジュンと言います」
「はい．．．私は月島Aと言います」

「あの．．．助けて頂いて．．．ありがとうございました．．．お礼を言うのがこんなに遅くなってしまって．．．すみません．．．」