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部屋を間違えた？
いや そんな訳は無い
リビングからテレビの音とクスクスと笑う可愛い笑い声に 聞き慣れた笑い声．．．
リビングまで続く廊下の右手には2人で寝る為に買ったダブルベッドのある寝室のドアが少し開いていた
乱れたベッドに脱ぎ散らかる彼の部屋着とブラウスとスカートにストッキング．．．
リビングのドアを開けると 彼は初めて見るTシャツに下着姿で 彼がよく着ていたお気に入りのTシャツに下着姿の 私よりも いくつか若そうな 小さな可愛らしい女の子を 後ろから抱きかかえるように寝転びソファーでくつろいでテレビを見ていた
私に気付いた2人は飛び起きて慌てていた
私は その光景をただ唖然と見ていた
「A」
と彼に呼ばれ我に返った私は
「お邪魔しました。さようなら。」
それだけを言って部屋を出た
彼は追いかけて来なかった．．．
駅まで10分の道をまた戻り 来た電車に飛び乗り終点まで来た
土曜の動物園開園直後の時間帯だからかな．．．
駅の前は小さな子の手を引く親子連れが沢山いて幸せそう．．．
そんな事を思いなからその中を足早にどんどんと抜いて歩く ただ歩いて行く
そして 博物館や美術館に囲まれるようにある噴水まで来ると噴水の前の木陰にあるベンチに腰を下ろし噴水から出る水を眺める
�爐燭辰�ん��
彼はそう呼ばれていた
崇(たかし)は�爐燭辰�ん�瓩世辰燭里諭ァァ�
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作者名：明日 | 作成日時：2022年9月19日 5時
