第26話 ページ33
さて、手塚も打ち切ったところで、
笠原は本ちゃんと取れたかな？
そう思い下を覗いてみた
『…なあ手塚、アイツなんか走ろうとしてない？』
手「…俺もそう思った」
本を取り返せたは良いけど
アイツ、もうひとっ走りって顔してる気がするんですけど
…良化隊員来てるし！！！！！
あの馬鹿野郎っ…！
『笠原ぁ動くな！！』
手「あっおい！！！」
俺は素早く柵を飛び越えて、降下した
『いっ……？！』
さっき痛めた右手に激痛がはしる
けど今手を緩めればこのまま落下死確定コース
まぁ、俺の右腕と本を天秤にかけるなんて…
『ナンセンスだねっ…！！』
降下を終えた俺は笠原のとこまで走る
よし、無事だな
『バカやろう！！さっき動いてたらお前死んでたぞ！！！！』
笠「うっ…」
『はぁ…まぁ、大きな怪我が無くて良かった』
さーて、実はまだ良化隊員近くにいるんですね
笠原の援護射撃は…当てにならんな
良隊「あったぞ！こっちだ！！」
『のんびりしてる暇はねぇな、笠原、銃貸せっ！！』
笠「え？ちょっと！！」
『お前はそこで伏せてろ！！！ぜってえ本守るんだろ！！！！』
こうなったら…！
『はぁーい、拳銃2丁持ちー』
手塚ほど上手くはねぇけど
この場を凌ぐくらいならできる
パパンッ！！
狙うなら手を…！
パンパンっ！！！！
良隊「うっぐ……」
『っ…』
初めて人間に銃弾を当てた感覚
痛めた右腕に銃を打った時の振動が伝わってめちゃくちゃ痛い感覚
気持ち悪い、痛い、しんどい、
けどそんな甘ったれたこと言ってらんない
『さっさと撤退しろやっ…！』
そう言ってもう一度打とうとした時だった
ズキンっ…！
『くっそ…！』
遂に右腕が悲鳴をあげはじめた
いや、もう随分前からあげてたのかな…？
駄目だ、銃が手から落ちてしまった
これじゃあ、本が守れねぇ_________
『…っしんどいけど、』
『俺の腕と本を天秤にかけるなんて、』
やっぱり、ナンセンスだろ…？
さぁて、俺が一番得意なのは、なんだったかな________
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キリ - めちゃくちゃ最高です！もし出来るなら更新待ってます！ (2021年6月6日 3時) (
レス) id: 9739ccc4f6 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - まこさん» コメントありがとうございます！！商業って地味に大変ですよね笑笑更新がんばりまっす！ (2018年6月24日 19時) (レス) id: c783603744 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - ミルクティー娘さん» うっ！！まじすか！！ありがとうございます(^-^)(^-^)更新が遅くなり申し訳ございません…お互いに頑張りましょうね！ (2018年6月24日 19時) (レス) id: c783603744 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 自分も商業出身です！楽しみにしてるので頑張って！ (2018年5月27日 22時) (レス) id: 430b8e47c8 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー娘(プロフ) - こんばんは！いつも、楽しみにお話を見ています！私も高校3年です大和さんの気持ちすごく同感できます！これからもとても忙しくなると思いますがお互いに頑張りましょう！更新待ってます！(^ω^) (2018年5月26日 22時) (レス) id: 1554e78de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大和 | 作成日時：2017年5月28日 14時
