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side黄
黄「今日はどうする?ギターとベースで合わせてみる?」
青「せやなー、ちょっと難しいとこあるし・・・」
橙「横ちょ達も、もう居るやろうし」
俺とヤスとマルは軽音部に所属していて横山くんとすばるくん、村上くんも同じ軽音部に所属している
文化祭が近いから授業が終わるとすぐに部室へ行く
そこにはすでに横山くん、すばるくん、村上くんが練習を始めていた
黄「あ、もう来てるんやー早いなー」
黒「お前らが遅いねん」
青「俺らのHRが長引いたんや」
橙「仕方ないですぅ〜」
紫「わかったから、早う始めるで」
ギターに手を取って音を鳴らす
すばるくんの合図で通し練習を始める
だいぶ完成に近づいてきている曲に微調整を加えて繰り返し練習をする
赤「亮、そこの箇所のな」
黄「あ、ここ?」
赤「音を丸めに弾いたら雰囲気出るかも」
黄「こう?」
何度も繰り返し練習をする
すると部室の扉が開く
緑「失礼しますー、亮ちゃん居った」
黄「あ、大倉。どないしてん」
緑「あ、先生が呼んでたから。ここに居るんかなって思って」
黄「マジで?ありがとうー」
黒「どっくん、そいつは?」
黄「俺らのクラスメイトの大倉」
緑「大倉忠義です。どうも」
大倉がペコリと小さく頭を下げる
黄「横山くん、ちょっと俺行ってくるわ。大倉もあれやったらここに居って」
緑「え?」
黄「客観的に俺らの演奏聞いてあかんとこ言うてよ」
赤「せやな、俺らじゃわからんところもあるしな」
緑「じゃあ、俺待ってるわ」
大倉を部室の残して俺は職員室に向かって行った
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作者名:菅原祐飛 | 作成日時:2017年11月5日 18時