手遅れになる前に ページ7
side黒
黒「･･････」
俺はソファーに寝ころびながら考え事をしていた
ほんま、どこに居るねん･･･
ガチャ･･･
部屋の扉が開く
その音に俺は体を起こす
入ってきたのはどっくんやった
黄「ただいま」
黒「おかえり」
どっくんは荷物を下して冷蔵庫から水を出し一口飲んでいた
黒「･･･どっくん、見つかった？」
黄「まだやねん･･･」
どっくんの返答にため息をつく
黒「あいつは何で嫌がるねん･･･」
黄「わからん･･･。血を飲むって事よりも自分自身に嫌がってる感じやったしな･･･」
黒「どっくん、因子を眠らせたとしてもあいつは勝てんで？」
黄「･･･見てられへんかってん･･･、ごめんな･･･」
どっくんは申し訳なさそうに言う
俺は言い過ぎたとフォローする
黒「別に謝らんでええよ。どっくんは悪くないし･･･でも、例え人になったとしても血を欲する本能からは逃げれんで」
黄「わかってる。早く見つけなあかんのは」
黒「汚れた人間の手に触れられる前に、早う見つけな･･･」
しんと少しばかり沈黙が続く
するとどっくんが「あっ！」と声をあげた
黒「な、何やねん･･･急にそんな声出さんといてや･･･」
黄「何か今日、っぽい子見つけてん」
黒「どこで！？」
黄「街中の商店街、若しかしたら気のせいかも知れんねんけど･･･」
黒「そうか･･･、俺も探すから、どっくんもよろしくな」
黄「もちろんやん」
早く、見つけたらなあかん
住む世界が違うもん同士、一緒になんて居ったらあかん
·
·
黒「どこに居んねん、忠義･･･」
＊
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まゆまゆ(プロフ) - はい。過去編で大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします。 (2017年10月17日 13時) (
レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» いえいえ！コメントありがとうございます！過去編をこの後書こうと思っているので、そちらでも良いですか？これからもよろしくお願いします！リクエスト、お待ちしてます (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - たびたびすみません。続けてのリクエスト良いですか。横山くんが相当人間を毛嫌うのにはただ人間が弱いからだけじゃなく、人間からトラウマになる位嫌な出来事を受けたって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 13時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» またまたリクエストありがとうございます！いろいろ試行錯誤しながら話に入れていきたいと思います！ (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - リクエストに応えてくれてありがとうございます。またリクエスト良いですか。吸血鬼と人間は決して一緒になれない(住めない)決まり事みたいなものがあるって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 12時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菅原祐飛 | 作成日時：2017年10月1日 21時
