隔たる壁 ページ31
side赤
取り残された部屋は静かに時間が流れる
もう１時間ほど時間が流れたんじゃないかと錯覚するぐらいの感覚
突きつけられた現実に誰もが息をすることも忘れ立ち尽くしていた
これは夢か･･･？
夢を見てるんか･･････？
紫「たつが、･･･吸血鬼･･･？」
ヒナの一言で時が流れる
ヤスは取り乱し混乱を爆発させ暴れ出した
それを止めるマルも顔色が真っ青やった
青「嘘や！たっちょんがっ･･･、何かの間違いやっ！！」
橙「意味わからへん･･･たっちょんが吸血鬼やなんて･･･」
青「マル！お前･･･、たっちょんが吸血鬼やなんて本気で言うてるんか！」
橙「誰もそこまで言うてない！ヤス、少し落ち着いてっ！」
青「落ち着いてなんかいられるか！たっちょんを連れ戻さなあかんねん！早くっ･･･」
ドンッ！！！！！！！！！
ヒナが壁を殴るとヤスは張りつめていた糸が切れ、尻餅をついた
ヒナは怒りと動揺と悲しさが入り混じったような声で、冷静にヤスに言い聞かせた
紫「ヤス、ヤス一人で暴れても何もならんやろ･･･少し落ち着け。みんな同じや、お前だけやない」
青「おん･･･ごめん･･･」
橙「どうしたらええんやろ･･･」
事実をどう自分の中で処理をすれば良いのか分からず、誰もが模索していた
赤「ここにいても何も解決にならへん･･･答えを見つけたらもう一回来よ･･･」
紫「とりあえず、今日は帰るで･･･みんな少し混乱して判断出来ひんやろ？」
俺らはとりあえず屋敷から離れることにし、家へと向かう
今は誰もが時間を必要としていた
事実を受け止める時間
気持ちを整理する時間
そして、
·
忠義に対する気持ちを出す時間を
＊
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まゆまゆ(プロフ) - はい。過去編で大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします。 (2017年10月17日 13時) (
レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» いえいえ！コメントありがとうございます！過去編をこの後書こうと思っているので、そちらでも良いですか？これからもよろしくお願いします！リクエスト、お待ちしてます (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - たびたびすみません。続けてのリクエスト良いですか。横山くんが相当人間を毛嫌うのにはただ人間が弱いからだけじゃなく、人間からトラウマになる位嫌な出来事を受けたって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 13時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» またまたリクエストありがとうございます！いろいろ試行錯誤しながら話に入れていきたいと思います！ (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - リクエストに応えてくれてありがとうございます。またリクエスト良いですか。吸血鬼と人間は決して一緒になれない(住めない)決まり事みたいなものがあるって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 12時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菅原祐飛 | 作成日時：2017年10月1日 21時
