オカエリ ページ24
said黒
黒「ほんま、手間かけよって･･･」
黄「見つかってよかったな」
連れ帰ってきた忠義をベッドに寝かした
そばのソファーに二人で座る
薄ら目から涙の跡がわかるその頬をそっと撫でおろす
緑『･･････ゃ、こ･･･とぃ･･･て･･･』
拒絶するように放たれた言葉がこだまする
黒「まさか、人間と一緒に居るなんてな･･･」
黄「人間と居って、情にでも流されたんかな？」
黒「完全に毒されて･･･」
黄「最初に会った時も、俺の顔見て怯えてたしな」
もう少し、早く見つけれたらなんて考えが浮かぶが俺はその考えを一瞬で消し去る
忠義のそばに立ち、顔から首までをそっと撫でおろす
さらさらとしたふわふわな髪
久々に手に伝わる忠義の感覚を噛みしめていた
あぁ、やっと戻ってきた･･････
この日をどんなに待ちわびたか･･････
そのまま忠義の脇に座り、俺の方へ体を抱き寄せる
忠義の肌の感覚、匂い、体温が俺のもとに帰ってきたことをより実感させた
まだ意識がないためだらんとした頭を手で支える
黒「･･････、まぁええわ･･･。甘ったるい生活も今日で終いやしな」
黄「え！？横山くん！？」
どっくんが焦ったような声と目で俺を見る
その声を横目に視線を向けるも、すぐに視線を忠義に戻す
黄「ちょっと、横山くん。何しとんの！？」
黒「俺かて疲れて飢えとんねん･･････ちょっとばかし貰うだけや」
ただし、上手く手加減出来るはわからんけどな･･････
内心そう思いながらも俺の内にそっとその言葉は飲み込んだ
忠義の首元の服に手をかけ、首から鎖骨までを大きくひらける
露わになる肌をそっと撫で、俺はその首元に顔を埋めた
忠義の首を斜めに傾け、その柔らかい肌に
・
・
・
白い歯を突き立てた
＊
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まゆまゆ(プロフ) - はい。過去編で大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします。 (2017年10月17日 13時) (
レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» いえいえ！コメントありがとうございます！過去編をこの後書こうと思っているので、そちらでも良いですか？これからもよろしくお願いします！リクエスト、お待ちしてます (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - たびたびすみません。続けてのリクエスト良いですか。横山くんが相当人間を毛嫌うのにはただ人間が弱いからだけじゃなく、人間からトラウマになる位嫌な出来事を受けたって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 13時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» またまたリクエストありがとうございます！いろいろ試行錯誤しながら話に入れていきたいと思います！ (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - リクエストに応えてくれてありがとうございます。またリクエスト良いですか。吸血鬼と人間は決して一緒になれない(住めない)決まり事みたいなものがあるって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 12時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菅原祐飛 | 作成日時：2017年10月1日 21時
