守りたい ページ19
said青
青「これと、これで･･･お、ええやん」
俺は自室で持って帰ってきた布を使って新作の服のデザインを考えていた
いろいろと考えるのは好きやったからもくもくと取り組んでいた
コンコンコン･･･
青「はい？」
紫「もう昼過ぎやけど、持ってくるか？」
青「え、もうそんな時間？」
朝からずっと夢中でやっていたため時間の感覚がなかった
青「いや、下に行くわ」
紫「わかった」
俺は少し机の上を整理してから下に降りていく
青「あれ？たっちょんは？」
緑「何か欲しいのあるって言って、出て行った」
青「そうなんや･･･」
あの後、一人でいるのは嫌やと言っていたたっちょんが一人で出ていくなんてことに信じられなかった
きっと、たっちょんの気持ちの中で一人にでもなりたい事情でもあるような気がした
青「なぁ、村上くん」
紫「ん？」
青「どう思う？」
紫「何をやねん」
俺は手を止めた
村上くんもきっと気づいてるんやろう
青「錦戸亮ってやつとたっちょんの関係」
紫「あぁ･･･」
青「二人がただ顔見知りやったって感じやないような気がすんねん。もっと深いところで繋がってるっていうか･･･」
紫「俺はそいつを見たことないからわからんけど。探していたって言うてたならそうやと思う」
もし、たっちょんが何か思い出して錦戸亮とのことがわかったとしたら
俺は受け入れることが出来るのだろうか･･････
あの凍りつくような目をした相手を･･････
「あれ？ここに居るって言ってたから来たんやけど、居らへんの？」
ベランダから聞こえた声
俺と村上くんはその声の方に視線を向ける
そこには全身黒い服を身にまとって、色白い肌の男が立っていた
紫「だ、誰や･･････お前」
「あ、すんません。俺、横山裕言います」
青「何の、用ですか･･････？」
「ここに、俺らが捜してる子が居るて聞いて来たんやけど･･･」
錦戸と同じ冷たい目をしながら嘲笑うように俺らを見るそいつ
一瞬でわかる
こいつ、たっちょんのことを探してるんや･･････
＊
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まゆまゆ(プロフ) - はい。過去編で大丈夫です。こちらこそよろしくお願いします。 (2017年10月17日 13時) (
レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» いえいえ！コメントありがとうございます！過去編をこの後書こうと思っているので、そちらでも良いですか？これからもよろしくお願いします！リクエスト、お待ちしてます (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - たびたびすみません。続けてのリクエスト良いですか。横山くんが相当人間を毛嫌うのにはただ人間が弱いからだけじゃなく、人間からトラウマになる位嫌な出来事を受けたって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 13時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
菅原祐飛(プロフ) - まゆまゆさん» またまたリクエストありがとうございます！いろいろ試行錯誤しながら話に入れていきたいと思います！ (2017年10月17日 13時) (レス) id: 8c306f8bf9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - リクエストに応えてくれてありがとうございます。またリクエスト良いですか。吸血鬼と人間は決して一緒になれない(住めない)決まり事みたいなものがあるって言うお話を書いてください。お願いします。 (2017年10月17日 12時) (レス) id: 5b279c0c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菅原祐飛 | 作成日時：2017年10月1日 21時
