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心配 ページ17
side青
たっちょんが帰ってから残こった俺たちはたっちょんの苦しみ方が頭から離れなかった
青「…たっちょん…大丈夫かな…」
橙「あの苦しみ方にはびっくりしたよね…」
赤「……」
みんなもう練習どころではなくなっていた
紫「亮がついてくれてるし、なんかあったら言ってくれるやろ」
黒「今日はゆっくりしてもらって、また明日から頑張ったらええやん」
俺はたっちょんが明日練習に来れないような気もした
俺はギターを抱え込んで俯いた
赤「ヤス、どないしてん。元気出せって…」
青「渋やん…」
赤「周りがそんな重い空気しとったら、あいつも暗くなってまうやろ？」
気にすんな、と俺に言うと渋やんはギターを弾き始めた
黒「この後は各パートごとに練習とするか」
なんで、そんなに簡単に言えるんやろう…
胸騒ぎがするのは、俺だけなんかな…？
早く明日、大きな口を開けて笑うたっちょんに会いたいと思いながら
俺は各パート練習に加わった
＊
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作者名：菅原祐飛 | 作成日時：2017年9月2日 15時
