最高でえげつない無限のStory３ (ページ47)

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とある妄想話（金男）ページ47

side緑

―痛み―

そんな感覚が人にあるって話やけど

「お、おい･･･こいつ･･･血流しても来るぜ･･･？！」
緑「血･･･？」

あ、全然気づかんかったわ･･･

俺がじりじりと間合いを詰めると俺に怯えたのか後ずさる
俺は笑っているのに相手はどんどん恐怖に顔を歪めて

緑「あんたら、さ･･･ニョッキに、用、あるなら･･･」
「く、来るなっ･･･！」
緑「俺を、通さな、あかんで･･･？」

一瞬で崩れ落ちる奴らの真ん中に俺は立っていた
帰ろうと思って足を動かすと鉛のように重たくてなかなか思うように動いてくれなかった

血、流しすぎたんかな･･･まぁ、ええか･･･

ゆっくりと進んで行くと前からニョッキが現れた
俺を見るや急いで飛んできたと思ったら、ひょいと俺を背中に抱えた

緑「･･･ニョッキ･･･？」
黄「チムニー、お前そんな体でよく歩いて来れたな･･･」
緑「･･･別に･･･」
黄「お前は痛みの感覚が一切ないからやろうけど、無理しすぎや･･･アホが･･･」
緑「･･････」

ニョッキの背中に支えられて俺は体重をニョッキに預けた
じんわりとくる体のだるさが広がってくる
ニョッキの背中の温もりに俺はそっと目を閉じた

そう、俺は

「痛み」の感覚がない

そんな俺を助けてくれたニョッキのためなら
この体を盾にでも出来る

黄「ちょっとは･･･自分のことも大事にせぇ･･･」

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痛感のないチムニー
少し書いてみたいと思ってました(笑)

リクエストは移行先からスタートさせていただきます
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