最高でえげつない無限のStory３ (ページ3)

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放課後、倉子に連れられて体育館裏にやって来た
到着するまで倉子は一切言葉を発せず、黙ったままやった

どうしたんかな･･･

緑「･･････」
橙「ねぇ、倉子･･･、私何か倉子の嫌な事したのかな･･･？」
緑「朝ね、別に遅れる理由なんてなかったの･･･」
橙「じゃあどうして･･･」

倉子は真っ赤になった顔で私を見ると、その綺麗な目を潤ませた
綺麗なツインテールを手で弄り、下を向いた
倉子が髪を弄るのはだいだい恥ずかしがってる時か、緊張している時

橙「倉子、大丈夫よ･･･、倉子の素直な気持ち聞きたい」
緑「わ、私･･･ずっと悩んでて･･･」
橙「そうだったの･･･」

少し震えている肩が何だか弱々しく見えてくる
私はただ黙って倉子の言葉を受け止めてあげることしか出来なかった
そんな倉子は私に背を向けて言葉を必死に紡ぎ出していた

緑「こんな･･･気持ち、持っちゃいけないって思ってるのに･･･」
橙「倉子･･･？」
緑「もう悩んでることがしんどくなっちゃって･･･学校を休もうとしたの･･･」
橙「どんな、気持ちを持ったの･･･？」
緑「私･･･、私･･･っ！」

少しずつ高鳴る胸、早くなってくる鼓動
訳も分からない私の体の反応に戸惑いを隠せなかった
倉子が言おうとしている言葉はわからなかった
少し私の方に顔を向けると今までに見たこともないほど赤くなった顔

倉子、あなたは何を言おうとしているの･･･？

すぐに背けられて背中をギュッと小さくさせ、絞り出すような声でこう言った

緑「私、丸子のこと･･･好きなの･･･好きなのよっ･･･！」

＊