第11話ッ!! ページ13
あぁ、何て事だ。
「おい、A。」
俺はこの男を元々知っている。
漫画の中で悪の帝王と呼ばれた、この悪人を。
なのに。
「このおれに日本語を教えろ。」
居心地がとてもいいのだ。
俺はこいつの事を嫌いになれない。
大事な友達になってしまった。
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DIO side
最初は唯の興味本位だった。
見た目が違うだけの何処にでも居る子供だと思っていた。
話しかけてみれば奴を纏う空気が変わり、少し驚いた。まあ、ほんの少しだが。
それに、あの落ち着きぶりは普通の子供ではなかったようだ。
口元が上がるのが分かった。
このDIOにはやらねばならん事がある。永い眠りから覚め仲間が欲しかった為、丁度良いと思った。それだけだった。
だが、数日だ。
たったの数日しか経たぬ内に初めとは違う何かがこのDIOに迷いさせたのだ。
Aという奴は食えん奴だ。
このDIOを目の前にして怖気もせず、寧ろ対等に話す。付け加えれば、口が悪い。到底五つ超えたばかりの子供に見えん。
後から自分は十二だと睨まれたが。
そう、このDIOはあのジョナサン・ジョースターに一杯食わされてからは冷静に物事を考えるようになったのだ。
だが、気に食わんものは気に食わないで目の前から直ぐに消し去るが。
最初もそうだ。
この変わった子供、Aなど気に食わなかったらそれまでで始末すればよいと思っていた。
それだけの事、と思っていた。
そうでは無かった。
Aと話せば話すほど、眠って良い夢を見るかのように心地が良いと思うようになった。
唯の子供、玩具、道具。そんなちっぽけな存在ではなかった。
そんな小さなものでは収まりきらないくらい、このDIOの中に意図も容易く入り込みその存在を大きくした。
『おい、聞いてんのか。』
この声が。
『おいこらDIO。』
結論から言うと、Aという奴が居ないとこのDIOは成り立たないのだ。
こいつはおれの隣に居るべき存在である。
これを表す言葉は“信頼”である。
「流石、このDIOの友だ。」
『?何言ってんだ。ふん、まあ、感謝しろよ。』
「フフ…あぁ、してるさ。」
あぁ、このDIOが。
だが、認めよう。
お前はこのおれの唯一無二の存在であり、このおれの“信頼”する友なのだから。
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神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうだったんですか!!!と、言うことはワンピースの方も同じ感じなんですかね？？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» まだ完結はしておりません！私がただ作品名が全く思い浮かばずチートだから「その強さ、神ですか？」にしようとそれが何作品も増えてしまっただけです汗 なので結論的に言うとそれぞれ別ルートです！(私こそ語彙力がなくてすみません汗) (2020年1月8日 15時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうなんですか!!ち、ちなみに〜「その強さ、神ですか」は完結ですか？HUNTER × HUNTERに繋がったので(語尾力なくてすみません) (2020年1月6日 11時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» もちろん、完結していないので更新します！ですがいつ更新するのかはまだ決めておりません汗 (2020年1月6日 10時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - こんにちは!!!忙しいのを承知でお聞きします。まだこの作品更新しますか？？ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年3月17日 19時
