58page 過去編 ページ10
『できた』
「どうした?」
『炎にい、見てみて』
Aは両手にトリオンのキューブを出した。炎冶は持っていた買い物袋を落とし固まる。
そんな事には気付かずにAはキューブを細かく分解し出す。
『つくったー!!』
「嘘だろ…」
俺の妹、マジ天才なんだけど。
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炎冶side
俺は紅楼 炎冶。
俺は今、征慈さんの家に居る。いわゆる、居候だな。
母さんの知り合いでもあって俺は結構前から世話になっていて、今は不自由なく暮らせている。
そんな俺には可愛い弟と妹が居る。
何でも豪快にやる弟の白夜とそりゃあもう可愛い可愛い、可愛くて仕方ない妹のA。
だが、Aに俺は最近悩まされている。事の始まりは、あのAのノートからだ。(59話)
確かに、Aには自分の身を守る為に色々と教えているわけだが、うん、少し知りすぎになってきている。
この前の訓練室の出来事だ。
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『シノ、わたしとしょうぶ』
「いや、お前はまだ覚えたてだろう」
『いいから』
「子供を斬るのはな…」
そんな事したら真史でも、俺、許さないからな?
『なんで私がきられるの?かつから、だいじょうぶ』
A!?アイツ意外とそういう挑発にノリやすいからやめてよ!?
「よし、では行くぞ」
ほらほらほらほら、来たぞ。獣が来たぞ。
お兄ちゃん、助けてあげようかな。
A!!??
何で孤月出してないの!?
『よし、…
「!?」
え…?トリオンのキューブ?
見た事がない、真史も驚いて少し動き鈍ってる。
しかもそれを上手く飛ばし、反応し遅れた真史の身体をそれが貫いた。
え、てか……
アイツに勝ったよな?え、アイツ普通に強いけど。
「A!!!???今の何!?」
「おい炎冶!!いきなり大声を上げるな」
「五月蝿い。てかお前、負けた?負けたよな?俺の妹に負けたよな?」
「……お前、」
いやいや、それより。
「A。今のやつは何なんだ?見た事がないものでお兄ちゃんは今とても驚いている」
『つくった』
「ん?」
『つくった』
…………ん?つくった、造った?
「造ったァ!!??」
『孤月、おもいから剣じゃないのつくれると思ってエンジニアに見てもらいながらかいぞうした』
「「はァ!!??」」
え、オレの可愛い妹、天才?
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「って事があった」
「知るか戯け!!」
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わったー(プロフ) - めっちゃくっちゃ面白いです!!続きが気になります！今後とも期待してます!! (2019年12月30日 22時) (
レス) id: d2c32b8c6a (このIDを非表示/違反報告)
雪 - やっと、続きが読めた(嬉しい)、続きを楽しみにしてます。(＾ｗ＾) (2019年10月19日 9時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
キルア(プロフ) - その強さ神ですか？の続けお願いします (2019年9月15日 23時) (レス) id: 0cd3a06e93 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモ - できればでいいんですが辻くんと夢主をもう少し絡めて欲しいです！ これからも頑張ってください！ (2019年6月17日 20時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
まな - いろんなキャラが出て来て凄く面白いです！続き楽しみに待ってます♪ 更新頑張って下さい。 (2019年6月14日 3時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年9月23日 1時
