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「ん?おい秀次。あれAじゃね?」
「…」
米屋と三輪が見たのはトリオンキューブを不規則に動く鳥に変え、烏丸とレイジの援護に回るAだった。
強いと噂では聞くが、実際見ると戦い慣れているからこそあんな細かい事まで簡単にやってしまうAに米屋はにやりと冷や汗を流す。
「マジで強いじゃん。てか手え抜いててアレかよ」
______
__________
「秀次」
座っている三輪に二宮が声をかけた。
戦いが終わり、向こうではゼリー状のものに包まれた米屋の足を使って犬飼と辻が遊んでいる。
「珍しく迅と連携したらしいな。玉狛は嫌いじゃなかったのか?」
「…うちのオペレーターの献策です。その方が早いと思ったので」
献策だとしても前の三輪なら絶対に協力などしなかっただろう、ほんの少し変わった三輪に嵐山は微笑む。
「A、今日は助かったよ」
『うん、准もお疲れ』
嵐山がAの頭を撫でる。
そこへ、自然とわらわらと人が集まってくる。
恐るべし、嵐山。
「A、本部はどうなった」
『もう決着は着いた。すぐ連絡が入ると思うよ。一先ずこっちの勝ち』
「一先ず、って事はまだ何かあるんすか?」
大体予想はついているようで、レイジは黙って聞く事にしたようだ。
『今はこっちの勝ちだけど、ガロプラが此処を離れるまではまだ時間はある。油断禁物ってことだよ』
「なるほど。確かにガロプラは地球の周りを太陽と一緒に回ってるすもんね」
『え、そうなの?初めて知った』
「「「「「…」」」」」
何かを考える様子のAに犬飼と米屋は肩を震わせ、笑うのを必死に堪えていた。
『んーと、』
「(可愛い)」
『……?』
「すみません、嘘です」
「「ぶはッ!!」」
烏丸が真顔で答えた。
犬飼と米屋は吹き出し、そのまま大声で笑い出す。
『…桐絵の気持ちが分かる気がする』
「小南先輩は騙しがいがあります」
Aは少しむすっとして烏丸を見上げる。
『もう撫でてやらないよ』
「「「「「!!??」」」」」
「………………すみません。もう騙さないので
「「「「「!!!???」」」」」
『いつも通りって、こう?』
頭を下げた烏丸を撫でるA。
その光景に一瞬、空気が凍った。
そして、烏丸は新たに多数の者を敵にまわし、Aは変わらず1名、敵にまわした。
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わったー(プロフ) - めっちゃくっちゃ面白いです!!続きが気になります！今後とも期待してます!! (2019年12月30日 22時) (
レス) id: d2c32b8c6a (このIDを非表示/違反報告)
雪 - やっと、続きが読めた(嬉しい)、続きを楽しみにしてます。(＾ｗ＾) (2019年10月19日 9時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
キルア(プロフ) - その強さ神ですか？の続けお願いします (2019年9月15日 23時) (レス) id: 0cd3a06e93 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモ - できればでいいんですが辻くんと夢主をもう少し絡めて欲しいです！ これからも頑張ってください！ (2019年6月17日 20時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
まな - いろんなキャラが出て来て凄く面白いです！続き楽しみに待ってます♪ 更新頑張って下さい。 (2019年6月14日 3時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年9月23日 1時
