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「A、眠いの?」

『…少し』


眠そうなAに天羽がそう聞くと頷いた。
それを見て亜蓮は笑う。



「お子様だもんネ」『…』



直後、亜蓮の脛に激痛が走る。



「おおお、お前ェーッ!!手加減しろよ…!!」

『ふん』

「テメェらは何度言えば分かるんだ戯けェ!!」


_________





____________


今日も学校があるため、天羽と一緒にAは登校していた。
最近ではボーダー以外のクラスメイトとも話せるようになり以前よりは楽しくなってきている。



「よお、朝から仲がいいねぇ〜」

『公平、おはよう』

「おはよ。おーい、そんなに嫌そうな顔するなよ」

「別に。何だ、アンタかと思っただけ」

「かーーッ!!クソ生意気!!」



そういう割にはどちらも嫌な空気を出しているわけでもないのでそこまでお互い悪く思ってはいないのだろう。





3人で話している時、Aの鞄のポケットからバイブの振動がしたのでスマホを取り出した。




『私と月彦、昼から防衛任務だって』

「マジか。なら今日は槍バカと2人きりかよ」

「今日はA1人の防衛任務じゃないんだ」

『そうだね』

「待て待て。は?防衛任務って5部隊じゃねーの?」

『レイジと桐絵みたいに私は1人で5部隊の分働けってボスが』

「マジかよオイ…」

『普段働かない分やれだって』「そこ!?」



Aと出水はクラスが同じため階も同じだが、天羽とは階が違うのでその場で別れた。
天羽の頭を撫でると天羽は口元を緩めているのを珍しそうに出水は見る。





「あいつも変わったな」

『月彦は人付き合いが苦手なだけだよ』

「それはお前もだろ?」『…』




出水はAの頭を小突く。
そして、クラスのドアを開けた。




「よお、朝から仲がいいねぇ〜」

『…公平と同じこと言ってる』

「おいおい、槍バカと一緒にすんな」

「オレもしかして弾バカにバカにされてる?」





その場で取っ組み合いを始める2人にクラスも笑って見ていた。
Aの肩に誰かがつついた。





「Aちゃん、おはよう」

「あ、Aちゃんおはよー!!」

『うん、おはよう』

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わったー(プロフ) - めっちゃくっちゃ面白いです!!続きが気になります!今後とも期待してます!! (2019年12月30日 22時) (レス) id: d2c32b8c6a (このIDを非表示/違反報告)
- やっと、続きが読めた(嬉しい)、続きを楽しみにしてます。(^w^) (2019年10月19日 9時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
キルア(プロフ) - その強さ神ですか?の続けお願いします (2019年9月15日 23時) (レス) id: 0cd3a06e93 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモ - できればでいいんですが辻くんと夢主をもう少し絡めて欲しいです! これからも頑張ってください! (2019年6月17日 20時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)
まな - いろんなキャラが出て来て凄く面白いです!続き楽しみに待ってます♪ 更新頑張って下さい。 (2019年6月14日 3時) (レス) id: b9b7859748 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RUGI | 作成日時:2018年9月23日 1時

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