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「私のおやつがまたないッ!!陽太郎お前か!!お前だなあ〜〜!!」
「ごめんなさい小南、またお客さんように出しちゃった…」
「お客〜!?今度は誰よ!?」
宇佐美を揺さぶる小南に部屋へ戻って来た三雲達はその状況に混乱している。
『ごめん、桐絵。食べたの私。また買ってくるから』
「なっ、A!?アンタが食べたの!?し、し、仕方ないわね!!今回は許してあげる!!」
「小南先輩、もうあれで何回許してるんすかね」
_______
_____________
「あの、初めまして。三雲修です」
「雨取千佳です」
「空閑遊真です。どうぞよろしく」
Aは少し目を見開く。
だが直ぐに元の表情に戻る。
『初めまして。零崎第一支部の紅楼A』
「零崎第一支部って…」
『君は知ってるの?』
「ふむ、オレは知らないな」
「僕は迅さんから前に少しだけ…」
成程とAは頷いた。
そして、今度は遊真の方を向く。
『君のお父さんの名前って有吾さん?』
「親父を知ってるの?」
『私の師匠だよ。話の流れでいくと、君が
「あぁ、親父だよ」
『そう…』
そう言ったAの表情は何処か悲しそうだった。それにいち早く気付いた小南はAに抱き着いた。
「さっさと訓練するわよアンタ達!!あとAは本っ当に強いのよ!!ま、私の親友だから当然だけど」
『桐絵』
小南が気を使っている事にAは気付き、少し笑う。
Aにとって小南や迅は古くからの付き合いの為、気の許せる大切な存在だった。
『桐絵はほんとに分かりやすいね』
今日は頬が緩いなとAは心の中でそう思い、遊真に近付く。
「?」
『遊真。此処に居るみんな、いい人達ばかりだからちゃんと頼るといいよ。それに、私だっている。
「む、A先輩。オレが向こうから来たの、知ってるのか」
『うん。悠から聞いていたし、それに有吾さんの放浪癖、凄かったから』
「アンタもそれ、人の事言えないけど」
小南にそう言われ、確かにと納得する。
じっと見ている遊真にAは手を伸ばし、頭を撫でた。
『……小さい弟が出来たみたい』
「ふむ、A先輩が姉か。悪くない」
『遊真、うちに遊びにおいで』
「なら今度行こう」
『………可愛い』
「遊真アンタだけずるい!!アタシも!!」
『桐絵、おいで』
「「「「小南先輩…………」」」」
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猫好き - とても面白い作品をありがとうございます！！これからも頑張って下さい！インフルエンザにはお気をつけてーー！(^-^)/ (2019年2月28日 3時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
sakurasaku - すっごく面白かったです！ これからも頑張ってください！ 文の書き方が綺麗で、とても読みやすかったです！！ (2018年11月3日 23時) (レス) id: 60efa7bb85 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2018年10月19日 21時) (レス) id: d97384e260 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - ピンクさん» そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2018年10月19日 21時) (レス) id: d97384e260 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 向葵さん» ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2018年10月19日 21時) (レス) id: d97384e260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2018年8月18日 16時
