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第5話 ページ6

「アーン?今日はお前か。手塚は大丈夫と言っていたが、ちゃんと出来るんだろうな。」

『あなたのちゃんとがどんなものか知りませんが、私なりにやるのでよろしくお願いしますね。ホクロさん。



お前のちゃんとがどんなのか知らんわ。私なりにやるから癇に障ること言わないで欲しいな、このホクロが。という言葉を丁寧に訳せたかな。



でも我慢だ我慢。
愛想笑いはしないとね。



「ホクロだと?俺様は跡部景吾だ。ふざけた名前で呼ぶんじゃねーよ、雌猫。」

『生憎、私も雌猫じゃないです。』



あ、無理だ。リョーマ、ヘルプ。殴りそう。


____________






________________



「帝統さん、今日は氷帝か。跡部君に怒られんようにせんとなあ。あまり媚び売るのも良くないで?」

『うん、売るつもり微塵もないから大丈夫だよ。』

「ふぅん...ほな、ええけど。」




昨日リョーマに癒してもらったものの、これは一日持つ自信ないな。
増して明日は芥子色の所だしなあ。




タオルとドリンクを持っていくと、まだ練習を切り上げていないみたい。
うーん、日陰に置いておこうか。




「おい、何をしてる。」

『ドリンクとタオルを持ってきました。』

「フン、タイミングはいいじゃねーの。お前ら、一旦休憩だ!」




ホクロの一言で練習を切り上げてぞろぞろと来た。それと同時に鋭い視線も頂きました。
いやだから私が何をした。




「おい!お前!」

『はい。』

「俺は、お前なんか信用してねーからな!!」

『ええっと...』



え、何て返せばいいの。
どうしよう。



「何や、戸惑って気を引く作戦かいな。悪いな嬢ちゃん、あんたらと遊ぶ暇ないねん。」





お前の眼鏡へし折ってやりたいけどいいかな。
というか、この人誰。あと目の前のおかっぱ。






『私も遊ぶ暇ないですよ。』

「は?」





まだやる事が残ってるのだから。
何を言ってるんだ。





『じゃあ飲んだら籠に入れてください。持っていきます。』

「...」






眼鏡が目を細める。
この人、考えがある読めないな、心でも閉ざしてるみたいに。






その後は特に何も言われることなく、相変わらず視線は冷たいけど無事に仕事を終わらすことができた。





そう言えば、1人だけ何かガン飛ばしてるくらい見られていたけど...何かしたっけ?

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越前love - 更新が難しいかもしれませんけど、頑張ってください (2021年5月3日 7時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新頑張ってくださいね!!立海メンバーとのつるんでるのもいいね!!!面白いね!! (2021年4月3日 15時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 赤也サイコーに可愛いね,弟にしたいくらいだね!更新頑張ってください (2021年3月26日 13時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 更新したの見たよ!!!面白かったよ (2021年3月24日 6時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - そうそう!!!ジロくんなんてもう天使だよ!!更新したの見たよ!!! (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RUGI | 作成日時:2021年2月7日 11時

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