検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:36,782 hit

第29話 ページ30

『...ッく、、』

「くそッ、行かせねー...!」



あー、ディフェンス上手い。
こりゃ抜くのが大変だ。



「A突っ込め!」

『はいよ。』

「だから行かせ...ってそこからシュートすんのかよ!!」



少し強引だけど、仕方ない。
パスを出せる隙がない、相変わらず天音と琉貴は面倒だなあ。


「えー、あのシュートモーションから入っちゃうんだー。キモ。」

あ?

____________





_________________


『ドリブル...んで、ブロック抜いてッからのシュート。』



よし、決まった。ナイスじゃない?
私は後ろを振り向いて、思わず苦笑いをした。



『みたいな感じデス。』

「わぁ〜!!すっげぇーー!!!」

『ああ、フェンス、フェンス壊れるから入っておいで。』

「えぇー!いいの!?うっれCー!!!」



う”、そんなキラキラした目で見ないで。
心が、私の汚れた心が浄化される!





「やっぱAちゃんかっちょEーー!!」

『ありがとう、でも真正面から言わないで。』

「そうだ!何で合宿の時に全然声かけてくれなかったの!!俺チョー怒ってる!!」

『そんなに睨まないでよ、可愛いだけだから。




私はリョーマみたいなつんつん系と芥川みたいなふわふわ系が駄目。
駄目と言うのは嫌いという意味じゃなくて寧ろ逆、弱い。



「芥川じゃなくて名前で呼んで!」

『いや、でも、』

「えー、駄目なの?」

『仕方ないなあ、慈郎は。』

「もっかい、もっかい呼んで!!」

『慈郎。』「なになに!?」




ぐは、ダメージ大、帝統A瀕死状態。
いかん、瞬殺された。他校にもこんな強敵がいたと思わなかった。





「俺よくここでAちゃんがバスケしてる所見てたんだ。すっげぇカッコ良くていつ声かけようかなぁ〜って。だから仲良くなれてチョーうれしぃC〜!」

『ああもう可愛い奴だなお前。』




自分と少ししか変わらない身長の頭を撫でる。
え、すごいもふもふする。待って気持ちいいぞこの子の髪の毛。




「もっと撫でてAちゃん。」

『ん、いいよ。』




ああ、可愛いなあ。
私の部活に癒しがマネちゃん以外全くないから欲しい。
あのホクロ、譲ってくれないかな。

第30話→←第28話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
設定タグ:テニプリ , オール , 女主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

越前love - 更新が難しいかもしれませんけど、頑張ってください (2021年5月3日 7時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新頑張ってくださいね!!立海メンバーとのつるんでるのもいいね!!!面白いね!! (2021年4月3日 15時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 赤也サイコーに可愛いね,弟にしたいくらいだね!更新頑張ってください (2021年3月26日 13時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 更新したの見たよ!!!面白かったよ (2021年3月24日 6時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - そうそう!!!ジロくんなんてもう天使だよ!!更新したの見たよ!!! (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RUGI | 作成日時:2021年2月7日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。