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第28話 ページ29

『今、パスカットされたよね。その高さだと取りやすいから、もう少し腰を低くした方がいいよ。』

「はい!ありがとうございます、帝統先輩!」

『ん、頑張るよ。』「はい!」


あの子、ポジション変わった方がいいかも。


「優しぃねん。」「やさすぃ〜。」

『黙れよチャラ共が。』

「ぷはっ、チャラ共て。」

おい。

「「「『あ。』」」」

甘ったれ共が!!グラウンド150周逝け!!

「「「『まじかあああ!!!!』」」」
____________



※青学女子バスケ部は後々プロフィール作ります。



_________________


「聞いてくださいよ!!柳先輩!!」

「どうした赤也。いつになく騒がしいな。」



興奮する切原に落ち着けと柳が肩を優しく叩く。
目を輝かせ、切原は自分の話を聞いて欲しいと訴えた。




現在は昼休みである。いつもの様にテニス部のレギュラー達は屋上で和気藹々と昼食をとる。





本来ならば、屋上での食事は禁止されているが、何せ彼らは容姿が整い過ぎている。つまり、あらゆる方向からの視線のお陰でゆったりと出来ない。それを考慮して教師らが特別に屋上での立ち入りを許可したのだ。



「フフ、赤也。何かいい事でもあったのかい?」

「幸村部長!!青学のマネの帝統先輩いたでしょ!」

「あいつ怖かったよなあ。」

「守備が固かった為結局、貞治に聞いた身長と体重、年齢と弦一郎の発言からしかデータが取れなかったな。」



あのデータマン、参謀とも呼ばれる柳が発言以外のデータを取る事が出来なかったのは、乾が隠していたのもあり、Aが隙を微塵も見せなかった成果だろう。だが、それも切原の発言で崩れ落ちる事になる。



「あの人すっげぇんスよ!!俺のクラスの吉田っていう奴がいるんスけど、」

「女子バスケ部のSGか。」

「そう!そいつから聞いたんスけど、帝統先輩バスケ部らしいっスよ!!」

「ほう、運動部じゃったのか。」「意外だな。」

「青学女子バスケ部と言ったら無敗の王。確か、今年も優勝したはずだが。成程、いいデータが取れた。」

「流石だな帝統!!」「真田落ち着いて。」

「そんで、帝統先輩がトッププレイヤーなんですって!!すごくないスかー!?」

「へえ、帝統さんそんなに凄かったんだね。」

「能ある鷹は爪を隠す、ですね。」「プリッ。」



こうして切原赤也によって、Aは赤裸々にされるのであった。

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越前love - 更新が難しいかもしれませんけど、頑張ってください (2021年5月3日 7時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新頑張ってくださいね!!立海メンバーとのつるんでるのもいいね!!!面白いね!! (2021年4月3日 15時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 赤也サイコーに可愛いね,弟にしたいくらいだね!更新頑張ってください (2021年3月26日 13時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 更新したの見たよ!!!面白かったよ (2021年3月24日 6時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - そうそう!!!ジロくんなんてもう天使だよ!!更新したの見たよ!!! (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RUGI | 作成日時:2021年2月7日 11時

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