第26話 ページ27
「そう言うと思ったよ。」
『監督、詐欺師に転職したらどうですか。』
独身だし、結婚詐欺はどうだろうか。
いやそれよりも聞き忘れていた。
『何処と練習試合なんですか?』
「あれ、言ってなかった?神奈川の立海だ。知ってるだろ?」
『立海ねえ。』
...色んな意味で聞き覚えのある学校名。
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「...ん、...」
「こら!起きんか切原!!」
「ぅわッ!!び、びっくりした...」
「ほう、そんなに俺の授業がつまらんか。なら放課後とっておきの問題を用意してやる。」
「そ、それだけは勘弁!!!真田副部長達に殺される!!」
その叫びに教室は笑いに包まれた。
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「ったく、酷い目にあったぜ。」
「ぷはっ!だっさ、切原だっさ!!」
「うるせぇ吉田!!お前だって寝てただろ!何でお前は怒られねーんだよ!」
「あたしよりもアンタが目立ってたからね?良かったね!アンタ目立つの好きじゃーん。」
うぜえ、こいつうぜえ!!
何でこんな奴の味方するんだよ神様は。
この吉田とは去年も同じクラスでこいつはバスケ部だけど同じ運動部で意気投合して仲良くなった。他の女子みたいにキャーキャー言わねーし、ベタベタしねーし楽。
そう言えば、あの人も最初からそんな事しなかったなぁ。
メアド教えてもらったからまたメールしよ。
あの人、俺が巫山戯た内容でもちゃんと返してくれるんだよな。
って、こいつ何で俺の携帯持ってんだよ!!
「おい返せよ!!」
「なぁに?何か疚しいことでも...」
吉田の動きが突然止まる。
おい、今度はなんだよ。その間に携帯を奪い取り、見ると復歴の画面だった。
メールの復歴は大体、仁王先輩とか丸井先輩とかばっかで、って仁王先輩また飲み物買ってこいで、丸井先輩はお菓子持ってこい...パシリじゃねーよ!!
「アンタ、その帝統Aって人...誰?」
「は、はぁ?何だよいきなり、関係ねぇだろ。」
「いいから!!その人何なの!!」
「だから!何でお前が帝統先輩のこと聞くんだよ!」
「先輩...その人の学校名は!青学?ねえ青学!?」
な、何だよいきなり怒り出して。
てか何で知ってんだよ。
「やっぱり!?ちょっと何部よこの帝統先輩は!」
「いや知らねーよ「メールして!」はぁ!?」
わっけ分かんねえええ!!
やればいーんだろ!!
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越前love - 更新が難しいかもしれませんけど、頑張ってください (2021年5月3日 7時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新頑張ってくださいね!!立海メンバーとのつるんでるのもいいね!!!面白いね!! (2021年4月3日 15時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 赤也サイコーに可愛いね,弟にしたいくらいだね!更新頑張ってください (2021年3月26日 13時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 更新したの見たよ!!!面白かったよ (2021年3月24日 6時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - そうそう!!!ジロくんなんてもう天使だよ!!更新したの見たよ!!! (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2021年2月7日 11時