第13話 ページ14
『手当て完了。無茶はしないように、異変があれば直ぐにやめることをおすすめします。』
「...おおきに。」
『いいですよ。ほら、ピアス君の所は1番端だから急ぎ目で行った方がいいですよ。』
「ピアス君てなんや。」
『いや名前知らないので。』
「アンタ名前は？」
『帝統Aです。』
「財前光言います。あと敬語はなしでよろしゅう頼んますよ、帝統さん？」
そう言って財前君は部屋を出て行った。
うわ、嘘でしょ。リョーマタイプか！
これは厄介だ。
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『危ない、ぎりぎりだった。』
タオルなど一人でやっていたら意外と時間はおすもので。
いつもより少しぎりぎりになってしまった。
終わって一息ついたと同時に扉が開き、次々と団体様が入って来た。
スマホやら顔やら弄っていたマネちゃん達が急にせっせと動き出した。おう、早いな。
「あ、跡部君達お疲れ様。丁度出来た所よ。」
「ほな皿はこっちなぁ〜。」
いつもの様に素早く動き出す。
うん、これがみんないない時に動いて欲しいものだよ。
「帝統さん。ぜんざいは無いんすか。」
『ん？』
「何ですか、その顔は。」
『え、いや。君、財前君ですよね。』
「何や、もう忘れたんすか？あと敬語。」
『あ、はい、うん。』
「ふ、ごちゃ混ぜになってますやん。」
そりゃあさっきと雰囲気違うからね。とても混乱しているんだよ。
この短時間で何があったの。
ほら、君の後ろ。同じチームの人達目が飛び出そうだよ。
「あ！！Aちゃん！！」
『遠山君ストップ。前みたいに受け止める力はないからね。』
「ワイ、タコ焼き食べたいねん！！」
『うん、何処からたこ焼きがでてきたのかな。』
話に全くついていけない。
財前君、助けて。君の所のチームメイトだよ。
「ええか、金太郎。タコ焼きは無理や。」
「えええー！！何でなん！？」
「俺が先にAさんにぜんざい作うてもらう約束したからな。」
『え、言ってな「えええええー！！ズルいで財前！！」おいこら。』
駄目だ、全く聞いとらん。
それどころかぜんざいとタコ焼き以外の物まで出しよるわこの子ら。
おーい。二人の耳はお飾りなのかな。
『ゴンタクレが二人、』
その時、後ろの四天宝寺達から笑う声が聞こえてきた。今度は何やねん。
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越前love - 更新が難しいかもしれませんけど、頑張ってください (2021年5月3日 7時) (
レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新頑張ってくださいね！！立海メンバーとのつるんでるのもいいね!!!面白いね！！ (2021年4月3日 15時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 赤也サイコーに可愛いね，弟にしたいくらいだね！更新頑張ってください (2021年3月26日 13時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
愛哀 - 更新したの見たよ!!!面白かったよ (2021年3月24日 6時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - そうそう!!!ジロくんなんてもう天使だよ！！更新したの見たよ!!! (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2021年2月7日 11時
