【庭球】私の人間関係

Prolog ページ1

何がどうしてこうなった。
私は、隣で呑気に眠る小さくて可愛い小悪魔を睨みつける。



こいつ、呑気に眠りやがって。
だからといって、肩に乗せられるこの頭を退けることはできない。




「……ん、……」




こ、この…！可愛いなあおい！




「フフ、本当、越前に弱いね。」

「越前を可愛いと思っている確率100％」

『黙れ、誘拐犯共が。』




そもそも何で私がテニス部と一緒にバスに乗って仲良しこよしやってるの。
今、夏休みのはず。だから学校に普通来ることはないはず。それなのに、何故。




「まあまあ、過ぎた事は気にしにゃい！」

『気にするにきまっとるだろうが。何言ってやがる。









.







.







＿＿＿＿＿＿そもそも私、バスケ部！』

「…本当にすまない、帝統。」





色々と問題発生のする合宿だと後から後悔することになるのは、この時はまだ知らない。


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【PROFILE】

〈氏名〉 帝統(みかど)A

〈学校〉青春学園中等部

〈学年〉3年

〈性別〉女

〈身長〉160cm

〈体重〉49kg

〈部活〉バスケ部(見事3連覇を成し遂げ引退)

〈特技〉バスケ 武道

〈容姿〉想像にお任せします。

〈性格〉やる時はやる奴、真面目...だが短気

第1話【合宿編】→

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