第68話 ページ20
「もうすぐ学校祭だわねん、ユウ君！」
「せやなぁ、小春ぅー！！」
大きな声で話して抱き合う2人に視線が集まる。真田はそんな2人の姿に羞恥で震えていたが、柳がやんわり宥める。
幸村が指を顎に添え、そういえばもうそんな時期だねと頷いた。
「跡部さん達は何やるんすか？」
「またドーンと派手にやるんでしょ！」
楽しい事が大好きな切原と桃城がまたここで登場する。
「まだ計画は練り途中だが、俺様がやるからには去年と同じく最高の学校祭にするつもりだ。」
「羨ましいよなぁ、羨ましいぜ！」
「いっその事、合同で学校祭やってみたいよなぁ。」
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※新作品です※
氷帝の夢主が跡部中心に各校と関わっていく話です。
【庭球】氷帝学園凸凹コンビ
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/410c1a393621/
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「いくらなんでも無理あるで、切原。」
「何だよ財前！もしそうなったらブログネタになるだろ！？」
「普段アホな癖にそん時だけはよう回る頭やな。」
「何だと！？」
ギャーギャー騒ぐ赤也に財前は更に煽りを入れる。あの顔は完全に楽しんでいる。
その時、跡部は何かを考えていた。
「おい手塚。」
「何だ。」
「お前のとこはまだ学園祭の話はどうなっている。」
「一度、生徒会で話は上がったがまだ確定はしていない。」
「ま、まさか跡部…」
跡部の考えが分かったのか、大石は目を見開き、不二は面白そうだと口角を上げた。
「合同は難しいかもしれねーが、氷帝はちょうど今年はテニス部含め5つ程の部だけクラスじゃなく部活優先で出し物をだす。」
「そういえば氷帝と青学は学園祭の日にち被ってなかったにゃー！」
「青学と氷帝で合同学園祭は難しいからはっきり言って無理だ。が、テニス部だけなら無理な話じゃねぇ。」
「それってつまり、僕達が氷帝テニス部の出し物に参加するって事かい？」
「あぁ、去年も昨年も他の部で他校の奴ら引っ張って来ていたから問題ねぇ。てめぇら3校はどうだ？」
跡部が部長である手塚と幸村、白石を見る。
切原と桃城は目を輝かせ面白そうだと叫ぶ。
「いいなら四天宝寺は俺様が迎えに行ってやる。」
「おおきにな、跡部君。」
「白石、金太郎はんはどないするん？」
「…連れて行かんと拗ねるわな、あのゴンタクレは。」
「別に俺様は何人でもいい。なら手塚、お前は越前を連れて来い。」
「あぁ。」
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こころ(プロフ) - 面白くて非凡人シリーズ全部見てます。更新楽しみにしてます。 (2022年9月6日 3時) (
レス) @page27 id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年4月24日 14時) (レス) id: 979a4f7246 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - えっ神ですか､好きです!更新応援してます!! (2021年3月17日 19時) (レス) id: a571740452 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 面白くて何回も読み返してます！帝統ちゃんと寿三郎先輩の絡み好きです。更新頑張ってください (2021年2月6日 9時) (レス) id: 979a4f7246 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀 - 帝統ちゃんの性格やその他もろもろ大好きです！お話しの内容も面白くて最高です！大変でしょうが、更新頑張ってください！！ (2021年1月15日 3時) (レス) id: 23f2dced37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2020年5月12日 17時
