第9話 ページ10
「「「「「勝つのは氷帝！！」」」」」
「「「「「負けるの青学！！」」」」」
「「「「「勝者は跡部！！」」」」」
「「「「「敗者は手塚！！」」」」」
「「「「「勝者は！！」」」」」
パチン！
「俺だ！！」
「「「「「おぉぉおおーー！！！」」」」」
『何だあれ。』
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やはり手塚は肩を痛めている。
それに本人は気付いていねえ、が相手は気付いている。
「ハァーーッハッハッハッ！！」
跡部とかいう奴の高笑いがコートに響いた。
あいつ、絶対派手好きな奴だ。
「やるじゃねーのよ手塚。
「そんな腕で？どういう事だ。」
「あん？その左腕、痛めてるんだろ？なあ手塚…」
「いや、手塚のヒジはもう完治しているはず！」
「なるほど
「大石先輩！それ本当なんスか！？」
『あいつ、言ってねえのか。』
「帝統！？」「Aさん…」
近くの席に座る。
その一瞬、手塚と目が合うがそれは直ぐに逸れ試合に集中する。
大石が手塚の過去を話し出す。
確か武居とかいった野郎が手塚に負け、その怒りでラケットを手塚の左肘に叩きつけたやつか。
俺はそれを大石と手塚本人から聞いた。
確かに肘は完治した。
だが手塚は肘を無意識に庇い肩に負担をかけている。
それを跡部は気付いている。
『…悪趣味な野郎。』
でもその戦い方も有りだから何とも言えない。
跡部は敢えて持久戦で手塚が焦って攻めてくるのを待っている。
あいつは主導権を握ったと思ってるだろう。
けど相手が手塚、上手く行くかな。
それよりも。
『隣でソワソワうぜえな、てめえ。』
「だ、だが帝統。あのままだと手塚は…」
『あいつはもう止まらねえよ。』
「手塚の腕が壊れてしまう！」
『そりゃ見れば分かる。本人も自覚済み。けど止まらねえ…あいつの中で答えはもう決まっているからだ。分かってんだろ、大石。』
「まさか…」
手塚は、自分の腕よりも部長として青学の勝利を優先している。
『手塚は既に持久戦に挑む覚悟でいる。』
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越前love - また何回も見ちゃいました！更新頑張ってください。 (2021年4月30日 7時) (
レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - 最っ高に面白いです！！男主でキャラ達に懐かれる設定大好きなのですっごい面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: 6816aad330 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新したの見たよ!!!赤也可愛いね^^* (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香(プロフ) - (+_+)(+_+)(+_+)(+_+)(+_+) (2021年2月4日 12時) (レス) id: f42b11f826 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新したんだね頑張ってください (2021年1月10日 8時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2020年5月2日 20時
