第28話 ページ29
「A、何処へいくんだい？」
「トイレだと言う確率100％」
『何でも確率だせばいいと思うなよ。』
「それこそがデータマン乾だか「A先輩ならもう行ったっスよ。」…フフ、」
掲示板に表示されたダブルス。
青学 手塚国光 乾貞治
四天宝寺 財前光 千歳千里
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俺って何でこんなにトラブルに巻き込まれるのだろう。
いや、首を突っ込むのか。
「嫌よ、離して！！」
「いいじゃねーか。つーか、お前がぶつかったせいで新しいジャージが汚れちまったじゃねーか！」
「アンタがいきなりぶつかってきたんでしょ！？」
なるほど、当り屋か。
いるんだな、こういう奴。
「…チッ！いいから来い！！」
『何してる。』
「！！」
『ここ、何処か分かってんのか。』
そう、此処は男性用トイレの前であるが。
確実にこいつはこの女子をトイレに引きずり込もうとしていた。
「い、いや…別に。」
『じゃあ離せよ。そいつ、俺の連れ。』
「は…！？」
その女子と目が合ったので、合わせろと見れば頷かれた。それでいい。
『そんで、弁償代いくら払えばいい。こいつが汚したんだろ？』
「え、えっと…」
『何だ、時間がないから早くしてくれ。』
「チッ…もういいつってんだろ！！」
「きゃっ！」
その女子に強くぶつかって行ったが。
おいおい、最初からするなよ。
『大丈夫か。』
「ええ、ありがとう。おかげで助かったわ。」
『ならいい。』
一応なので尻もちをついているそいつに手をだせばありがとうと手を取ったので立ち上がらせた。
『お前迷子か。』
「違うわよ！飲み物を買おうとしてたらさっきの奴がいきなりぶつかってきたのよ。あなたは…」
『見ての通り。』
「…あ！あたしは橘杏、不動峰中学2年よ。あなたは？」
『青学3年の帝統Aだ。』
「青学だったのね。あと年上…敬語にした方がいいかしら。」
『別に今のままでいい。』
「ありがとう！帝統さんは青学の応援に来たの？」
『まあそんな所。意外か？』
「ふふ、正直言うとそうね。」
まあ見た目がこんなのだったらそれもそうか。
現に手塚にチャラ男とか言われた。
いや、そんな風には見えねえと思うけど。
「あ！お兄ちゃん達だわ！じゃあね帝統さん！ありがとう！！」
『ああ。』
元気な奴だな。
…不動峰？何処かで聞いた気がするが、まあいいか。
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越前love - また何回も見ちゃいました！更新頑張ってください。 (2021年4月30日 7時) (
レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - 最っ高に面白いです！！男主でキャラ達に懐かれる設定大好きなのですっごい面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: 6816aad330 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新したの見たよ!!!赤也可愛いね^^* (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香(プロフ) - (+_+)(+_+)(+_+)(+_+)(+_+) (2021年2月4日 12時) (レス) id: f42b11f826 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新したんだね頑張ってください (2021年1月10日 8時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2020年5月2日 20時
