第23話 ページ24
『そういやアンタら遠征は。』
「ちょうど全国大会が終わってすぐだ。」
「Aはどうするん、お頭から来たんやろ？」
『何であいつはいつも急過ぎるわけ。行かねえよ、その代わりに合宿には参加する。』
「…確か昨年も遠征は不参加だったな。」
『俺だけじゃない、飛行機が嫌でやめた奴もいる。』
「修さんは仕方ないやろ、」
因みにAは無理やり乗せようとして、平等院に止められた過去がある。
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「ゲームウォンバイ越前！青学準決勝進出！！」
「「「「「うぉぉぉーー！！！」」」」」
「やったぜ越前！」
「ちょっ、」
喜ぶ青学メンバーから離れ、対戦相手であった男、跡部景吾の元へ向かう。
周りは不思議そうな顔をするが、リョーマの後ろ手に隠された物を見て顔を引き攣らせた。
「気を失っているところ悪いんだけど。」
リョーマは口角を上げ、にやりと悪い顔をする。
そして、手に持った物を前に出す。
「ま、まさか越前…」
「気を失ってる無防備な相手に…？」
カチリと電源を入れると、バイブ音が聞こえた。
氷帝側からよせ！などの声が聞こえるが本人はお構い無しのようだ。
「フン。」
「おっ、鬼ィーーーーーーー！！！」
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「って事があったんだよ！どう思う！？」
『やるじゃねえか、リョーマ。』
「でしょ？」「じゃにゃーーーーい！！」
「諦めろ菊丸。帝統はそういう奴だ。」
『そりゃどういう奴だ、手塚。』
大会の帰り、Aは青学テニス部と合流しファミレスに来ていた。
大会終わりの為、胃袋が大きい彼らの勢いは凄まじかった。
「A先輩って甘党っスよね。」
『甘いのは嫌いじゃねえ。』
「その特大パフェ食べてるけど、ご飯は？」
『今日はいい。』
「健康に良くないぞ帝統。俺の肉をやろう。」
『自分のは自分で食えよ。』
「今日の夕食はパフェで過ごそうとしていた…、お前はいつも夜は適当に済ませているのか？」
『おい、そのノートはテニスの為にあるんじゃねえのか。』
「極秘、帝統ノートだ。唯でさえお前はデータを不二以上に取らせてもらえないからな。」
『破ってもいいか、それ。』
「新品のノートをやるから勘弁してくれ。」
「フフ、良かったねA。」
『いや何がだよ。』
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越前love - また何回も見ちゃいました！更新頑張ってください。 (2021年4月30日 7時) (
レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - 最っ高に面白いです！！男主でキャラ達に懐かれる設定大好きなのですっごい面白いです！！更新頑張ってください！！！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: 6816aad330 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新したの見たよ!!!赤也可愛いね^^* (2021年3月10日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香(プロフ) - (+_+)(+_+)(+_+)(+_+)(+_+) (2021年2月4日 12時) (レス) id: f42b11f826 (このIDを非表示/違反報告)
越前love - 更新したんだね頑張ってください (2021年1月10日 8時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2020年5月2日 20時
