【鬼滅の刃】その強さ、神ですか？

記録その漆 ページ8

「お前がぁぁぁ!!あのお方が言ってた珍しい瞳の奴だなぁぁぁ!!??」




斬っても生えてくる手にAはさてどうするかと考える。
近付いてもいいが、変な技でも食らったら面倒なのでもう少し様子見することにした。





「ヒヒッ…俺は運がいい、いいぞぉぉ!!だが困った!!傷は付けるなと言われているが無理そうだなぁ!!」


『…げ、』


壁一面に手が生えてきたんだけどォー!!



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「ヒヒッ!!ハハハ!!どうだ凄いだろう!?俺の血鬼術はよォ!!」

『気持ち悪いな、てめえ。』

「この手は全て俺が今までに喰った数だけ生えてくるんだ!!今日また喰ったから2本増えた!!」





海音以外にも救えた命があったのか、くそ。
刀を強く握る。





「血鬼術“無限鋭手”」





鋭く爪が伸びた無数の手が飛んでくる。
“空亡(そらなき)”で斬り、見聞色の覇気で避ける。





「チッ!!餓鬼がちょこまかとォ!!血鬼術“毒手”」




何だ?伸びてくる手の色が変色している。
爪から何かが垂れ、それは地面をも溶かす…毒か。





「早くしないとその綺麗な顔が焼けただれてしまうぞぉぉぉぉ!!」


『…』


「怖くて声が出なくなったかぁ?だが許せ餓鬼ィ!!今からお前を喰う!!死ねぇぇえーーー!!!」









『てめえがな。





.









.









___________“氷河時代(アイスエイジ)”』






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じめりとした洞窟が一瞬で辺り一面に氷の世界となった。
襲いかかった手は凍りつき、鬼は身体を凍らされている為身動きが取れない。






「何故だ!!俺は十二鬼月の下弦の参だぞぉぉ!!ぐぐぎぎきぎ…!!!喰うッ!!喰ってやる!!!」

『…1つ、聞きたいことがある。』

「ぐぎぎ!!喰う喰う喰う!!!」

『あのお方って、鬼舞辻無惨のことか。』





びたりと声が止む。
そして、ゆっくりと顔を上げた。






「その名を軽々しく呼ぶな!!あのお方は、無惨様は高貴なお方!!生物の頂点に立つお方だぞ!!!」

『…』

「何故お前のような餓鬼に興味を持ったかは分からんがもう1度無惨様を軽々しく呼んでみろ!!その時は俺が喰、」







すとん、
首が落ちるのと同時に刀を梢に仕舞う音が洞窟に響いた。








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氷河時代(アイスエイジ)
・ONEPIECEに登場する海軍元大将クザンのヒエヒエの実の能力の一つ。

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