第四十八話 ページ49
『風間さん、すみません。私はやっぱり弱いでふぐっ!!』
「全く、一旦喋るの止めろ。いい勝負だった。」
『いひゃい。』
頬を摘まれたAの表情はどこか不満そうだった。
そこへ何かが勢いよく突っ込む。
「ちょっとA先輩どういうこと!?片手で合成弾作る人なんて初めて見たんだけど!!」
「おーい、緑川。Aはお前にぶつかられた痛みでそれどころじゃないぞー。」
『…分かってるなら助けろ槍バカ…!!』
「それだけ喋れるなら元気だっての。」
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「視線に耐えれねぇから逃げてきただァ?」
『はい。もう無理です。よくカゲ先輩はあんなのに耐えれますね!!私ならもう引きこもってニートになります!!』
「ここは託児所じゃねェぞ。」
『カゲ先輩!!オセロ持ってきたので一緒にやりましょう!!』
「意味分かんねーよッ!!」
今日もカゲ先輩は元気だなあ。
隊室に入れてもらいコタツに入る、暖かい最高!!
「で、お前今度は何したんだよ。」
『何もしてないですよ!!』
オセロを台に置いていく。
あ、置くところミスった。
「じゃあ何でまた視線を感じるようなことになってんだ?お前の妄想か。」
『違いますよ!!前にブースで模擬戦しただけで………あ。』
カゲ先輩ーー!?
ちょ、台割れちゃいますよ!?真っ二つにいっちゃいますよ!?
「思いっきり理由あンじゃねーか!!」
『あーーー!!私のホワイトォォーーー!!』
あ、めくるのは優しい……じゃねェわ!!
ちょ、カゲ先輩強くないすか!?
待って、私ゲーム系全く駄目!?
「誰とやったんだよ。」
『私入れて六人でやりました。』
名前を次々挙げていくとカゲ先輩に頭を突かれた。
手加減してくれている所が優しいねー!!
「思いっきりそれだな。おめーは全く、馬鹿か。そいつらと殺りあったからに決まってんだろーが。」
『おぅ………』
いやそもそもあの模擬戦は…
_____お前ちょっと来い。
_____まてまてまて、いきなり何だよヒゲェ!!
_____おーい、連れて来たぞ!!
_____さっすが太刀川さん〜。
_____またお前ら馬鹿トリオか。お前らのせいか。
_____と、思うじゃん?
『あんの戦闘狂共めェーーーーーッ!!』
「おい、もうお前負けだぞ。」
『あーーーーーー!!え、私残ったの八枚だけ!?』
「ぶははは!!誘っておいてこれはねーなァ。」
『ノォーーーーーーーーーッ!!!』
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (
レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます！！続編を少し前に解放したので是非どうぞ！！ (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど！分かりました！無理せず更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます！！実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年9月20日 23時
