ヴァンパイアwest Bad End

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小瀧side


おかしい。さっきから兄組と大吾の匂いがしいひん。




その事をAちゃんに伝えると案の定探せという。



小瀧「それが……俺も探したいのにおらへんねん。」



確かに匂いはしてた。でも急にどこかに消えた。




神山「地下……」



神ちゃんの言葉で思い出した。確か最近ヴァンパイアが減ってきてるからって淳太達が儀式するとかなんとか言って使ってたっけ……？





藤井「地下って俺たち入ったことないんちゃうか？」




確かに兄組しか入られへんかった地下。
その構造がどうなってるかは俺達にはわからん。




小瀧「それに、儀式が失敗したら死にはせんけどもう人間の心は取り戻されへんって……」




正直俺は行って欲しくない。




神山「それでも行くんか……？」




でも……。それでもAちゃんが行くなら……




貴『ついてきてくれますか……？』




Aちゃんのためなら…





小瀧「あったりまえやろ？一人で行かせるわけないやん！」




俺はついていくよ？




神山「俺も。」




重岡「まぁ、俺もやけどさ！」




藤井「命に変えても守るって決めたし」




俺の後に続きみんなも同じ考えらしい。



貴『ありがとう。ほんとに……感謝しかないです。。』




という訳で早速地下に向かうはずやったけど……





重岡「てか、地下の入口知ってる？」




神山「そう言えばな？前淳太君が入っていくところ見てんな？でも次の日はあったはずのドアが無くなってた…」




無くなってた……？ドアが？




藤井「てことはいつ、どこに現れるかわからんってことか〜」





俺達は地下に入るどころか入口もわからん状況やった……

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