ジャニスト メンバーにならへんか？ ２

アクロバット ページ42

神山side


ＷＥＳＴのレッスン終了後、ほかのJrが何やら騒いでる。



神山「なにごと？？」



重岡「なんか誰か初めてアクロバットする人おるねんて」




どれどれ……そう思い間から見ると……




神山「え？！A……？！」




初めてでマットなしは……止めようとしたけど遅かった。もう助走に入っていて止めきれなかった。




タンｯ……





怪我する！と思ったけど……案外普通に、いや、普通より綺麗に回ったA。






重岡「あいつあんなことも出来るんか〜」




横でしげが関心してたけど、Aちゃんも驚いてるようす。




貴『バク転は出来ないです……』



室「俺もバク転は教え方分からんなぁ」





話を聞いてるとバク転ができひんらしい。




神山「俺が教えたるわ！」




やっぱりここは俺の出番やろ？





早速おれがバク転をした。




貴『怖そう……』




神山「うーん。あと何日ある？」





貴『明後日発表です。』





明後日か……俺も出来るまで１週間はかかったからなぁ……





貴『とりあえず、やってみます。』





神山「おっきいマット持ってくるわ」




俺は大きいマットを持ってきてAちゃんの腰にタオルを巻き付け補助することに。





西畑「がんばれ！」






神山「いくで？せーの！」



貴『わ！』





形は崩れたし着地も失敗したけど、なんとかまわれた。




神山「もう1回！」




そう言って何度も何度も練習した。





貴『はぁ、はぁ……』




神山「どーする？もうやめとく？」




周りを見ればほかのJrも帰り始めていた。





貴『いや、まだやります！大吾くん、流星、康二くん龍太くんありがと！先帰ってて！明日には完璧にしてくるから！』




疲れが溜まっているはずなのに嫌な顔一つせずに練習を続けることを選んだAちゃん。




神山「じゃあ……今8時やからあと1時間やろう！」





流石に辛そうだったので１時間と時間を限定して練習をすることに。





貴『はい！』





神山「じゃあもう1回！」



何度も重ねる度に俺の補助は言葉だけになっていきほとんど力を入れていない。






貴『あの……マットなしで回ってもいいですか？？』






練習が終わる10分前Aちゃんから言ってくれた。



神山「ほんまに？！」





貴『なんか、、出来る気がするんです』






怪我せんかったらええけど……

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