ジャニスト メンバーにならへんか？ ２

・ ページ18

Aside



？「やめとけよ。」




誰も助けてくれない。そう思っていたのに……。





貴『え……？』




Jr「なんやねん紫耀」




紫耀と呼ばれるその人の両脇にはあと2人いる。




平野「だから……」



？「見てて胸くそわりぃ」




Jr「は？蓮だって思ってんだろ？」



廉？紫耀？何かわからんけど喧嘩してる？？




私がキョロキョロしてると3人の中の1人が私の方に近寄ってきてくれた。




？「大丈夫？あ……手首赤くなってる。」




貴『えっと……』





？「あ、僕？僕は高橋海人。Mr.KINGの1人。それよりも手首痛そうだね。」




言われた通り手首を見ると赤く腫れてる。





貴『あ……さっき転んだ時に手で受け止めたから……それよりも……』





Jr同士の喧嘩はまだまだ続きそう。



永瀬「もうお前ら帰れ。」




Jr「言われなくても帰るよ。こんなところいたくないからね。」




そう言って私に絡んできたJr達は帰っていった。






高橋「終わったみたいだね。紫耀！廉！」





海人くんが二人のことを呼ぶとこちらに顔を向け駆け寄ってきた。





平野「いけるー？」




貴『あの……』





平野「僕は平野紫耀！Mr.KINGに入ってます！」



平野くんか……




永瀬「俺は永瀬廉。俺もMr.KINGやで？」



永瀬廉くん。この人は大阪弁なんだ〜





高橋「あ！ねぇねぇ！Aちゃん怪我してるんだ！氷とかあるかな？？」



永瀬「給湯室にあったくない？」



平野「じゃあ僕行ってくる〜」




仲良く喋る３人は私のことを守ってくれた。でもなんで？私のこと気に入らない人ばっかなのに……







貴『あの……かばってくれてありがとうございます…。でもなんで？？私…皆さんのことも知らなかったし……』





私は怖かったけど聞いてみた。





永瀬「それはな？大吾からお願いされとったんや。」





大吾くん……？






高橋「｢俺達がおらなくなったら必ずJrはAになんかするはずやからなんかあったら助けたってくれ！｣ってさ！」





大吾くんそんな事まで動いてくれたんや…




私は関西Jrの優しさとMr.KINGの皆さんの笑顔を見て安心したのか泣いてしまった。

・→←嫌がらせ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す